木枯らしまわりのひとやものごとをなんでも吸収しずぎると言われるがわたしがおもうにわたしはなにもわかっていないただ感じているだけで知っているわけではないからだそんなわからない病のわたしをなぜか褒めるひともいてその理由もやはりわからないからそうそうにあきらめる目がしょぼしょぼする寝ていない身体に木枯らしがきつい「風という名前をつけてあげましたそれから彼を見ないのですが 」笹井宏之さんの言葉はふとした瞬間によみがえりわたしをたびたび幸福にさせる