嫌 | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


薄ぼんやり霞む月。


くっきり輝く満月じゃなくて良かった。


今夜は眩しい月など見たくない。



もう すっかり夏で、


少し歩いただけでクラクラした。


暑いから当たり前なのだけど、


街行く人々の露出が多くて


なんだか落ち着かない。


暑がりな自分も薄着なのだけど、


二の腕を出しているのが


今日は妙に恥ずかしかった。


なんでだろ、変な感じ。



浴衣姿の女の人を何人か見掛けた。


素敵だなと思った。


悲しくなった。


泣いたりしない。



汗も涙も、


勝手に流れてこないでくれないか。


干涸びてしまう。



八百屋さんにたくさんスイカが並んでいた。


今年も一回くらいは買って食べようか、なんて


切ない心持ちで考えても 全然楽しくなかった。





自分なんて大嫌いだ。


太陽に照らされて蒸発してしまえ。