夜更かししてしまいそうな予感 | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


雨上がり、図書館へ出掛けた。


今にもまた降り出しそうな空。


街中が濡れていて、妙にしっとりした気分になる。


雨を吸った木々だけが潤ったように満足気な姿をしていた。



大人になるとはどういうことか…


そんなことをぼんやり考えながら歩く。


悲しいことや辛いことだけではなくて、


嬉しかったり幸せなことでも涙を流すようになる。


それが大人になった証拠というか


子供との違いなんじゃないか。


珍しく自分なりの答えが見つかった、


なんて思っていたら


不意に知らない人に話し掛けられた。


慌ててイヤホンを外す。



…また道を聞かれた。



そんなに地元民ぽいのだろうか。



図書館到着。


着いて早々、中村佑介の作品集を見入る。


その後じっくり小説を選ぶ。


以前は恋愛モノを多く読んでいたのに、


今は全く読まなくなった。


なんとなく避けてしまう、なんでだろう。


それでも今日は、


恋愛モノだったけれど


書名が気に入った文庫があったので手に取った。


他に2冊選び、今日の3冊。


雨音...日々綴ル...











「終末のフール」 伊坂幸太郎


「人を殺す、という仕事」 大石圭


そして、「はじまりの空」 楡井亜木子


読み始めたら止まらなくなったので


欲望を抑えて本を閉じ、


今日の感覚が薄れないうちにこの日記を書いておくことにした。



久しぶりに長く出歩いたせいか、


完治したと思っていた風邪の


名残のように少し喉が痛む。


念のため、今夜も薬を飲むことにする。



あしたは、広い空を見に行く予定。