修理してもらえませんか | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


昨日、無事に検査を終えた。


鉄の大きな扉がいくつも並んでいて、


入るとオレンジ色のライトの部屋に大きな機械。


寝かされて白衣の技師さんに説明を受ける。


まるで鉄腕アトムにでもなった気分。


今にもお茶の水博士が現れそうだ。


この際ロボットとして生まれ変わらせてくれてもいいよ。


そうすれば壊れたときに分解して修理してもらえる。


温かい心を持つロボット..




終了のベルがなり、


「大丈夫だった?」と技師さんが腕に優しく触れてくれた。


その途端ふっと緊張が解けて安心感に包まれた。


こういう医療施設で、


患者をリラックスさせるためのケアの重要性を実感した。




慣れないことをしたせいか、


予想以上に疲れが出た。


普段なら寝ている時間に、


バスに乗ったり初対面の人と関わったり


一人きりで為したのだから当然なのかもしれない。


昨夜は睡魔を感じて眠りにつくという、


滅多に味わえない心身安らかな一日の終わりだった。



あとはもう一度、検査結果を聞きに行くだけ、、多分。



久し振りに海が見たい。


電車を降りると潮の香りがして、


真っ直ぐ海に向かって歩いて行くと、


水平線が見えてくる。


あの光景はいつも興奮をもたらす。



暑さが襲ってくるまでに行きたい。


夏はわたしの全てが閉じる。