ゆっくりゆっくり夜を迎える | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


強張った全てを解そうと、


最近かなり運動していた。


そのせいなのか分からないけれど、


予期せぬ痛みが増えたり


困惑する。


体というのは、本当に難しい。


病んだ部分とは離れた箇所に症状がでたり、


精神的なことで実際に痛みが発生したり、


見えないものだから厄介だ。



本来自分はすごく丈夫で健康な体をもらった。


気持ちで病を招き入れてしまうことが多いように思う。


だから申し訳ないと思うし、同時に悔しい。



向上しようと努力することに疲れたり、


意味を見出せなくなったとき、


身近なものを綺麗にする。


単純に掃除をするのだ。


普段、気付かない振りをしている所に手を伸ばす。


輝きの薄れたシンクを磨いて排水溝をサッパリ洗いあげたり、


カーテンやシーツを洗濯したり、


少し乱れた下着やら靴下を畳み直して収納したり、


無心でそういうことをしていると


意外に気分も洗われたりする。




誰のためでもなく、


自分のために。


勝手に疲れて孤独を感じて、


それでも何かを保つために動くのだ。




今日は何をしようと考えて、


スニーカーを洗うことにした。


走るとき、いつも守ってくれているから


ありがとうの気持ちを込めて綺麗にする。



ハチミツも残り少ないし買いに行かなければ。


無いとパンケーキが食べられない。



もうすぐ日が暮れる。


わたしはやっぱり夜が好き。