池谷孝司 編著 『死刑でいいです』 を読んでいる。
少し前に借りようとした時にはすごい予約数だった。
しばらくは借りられないと思っていたけれど、
先日たまたま返却棚に置いてあるのを見つけた。
犯罪心理には以前から興味を持っている。
実際に起きた事件を深く知り、様々な思考を働かせるのは
わたしにとって危険なことでもある。
感情移入し過ぎるからだ。
けれど、これほどリアルなものはないし
やはり知りたいと思う。
「障害は孤立につながる..孤立が事件を生んだ」
障害に関しては専門医によって見解の相違がある。
こんなことを真面目に話しては不快な顔をされるだろうけど、
孤立の要因は各々だとして
わたし自身にも事件を起こす可能性は少なからずある。
孤立という言葉が頭の中をさ迷う。
少しずつでいいから、最後まで丁寧に読もうと思う。