「乱暴と待機」 著・本谷有希子
「幽霊刑事」 著・有栖川有栖
読了。
生まれ変わるとはどんなだろう。
姿はそのままで、中身が改まると考える人もいれば
死んで姿を失くして、違った姿でまた誕生すると考える人もいる。
死んだまま生きている人はどうなるんだろう。
姿はあるから、生まれ変わるとしたら前者に近いのだろうか。
死んだ中身が生き返るということか。
そう考えると不可能なことのように思える。
不可能を可能にするには、奇跡が必要だ。
誰かの小さな行いが奇跡を呼ぶことがある。
静かに期待して、例えその期待が外れても誰のせいでもない。