今日は暖かな一日。
このわたしでも手袋がいらないほど。
スタバの前を通ったら、ちょうどドアからお客さんが出てきて
美味しいコーヒーの香りが溢れ出てきた。
思わずほんの少し目をつぶる。
いつ立ち寄っても本屋は楽しい。
ヨシタケシンスケさんのイラストは、
相変わらずわたしの心をほっこり愉快にさせる。
ふと手に取ったフォトブックに写っていた女性の、
手の甲には消えない傷がたくさんあった。痛そうだった。
瞳は潤んでいた、きっと彼女は綺麗な澄んだ涙を流す。
おもちゃ売り場に並んで座らされているクマたちが、
ボクをもらってとばかりに
黒くつぶらな目で、
瞬きもせず訴えかけていた。
卵と牛乳があったから、パンケーキを焼く。
窓を全開にして、
引っ切り無しに通過する電車の音を聞きながら
フライパンの上でプクプク膨らむ生地を見つめてる夕間暮れ。
焦げないように..焦げないように..
フライパンで焼くことに、だいぶ上達していることに気付く。
そんな本当にどうでもいいことに少し喜ぶ。
もう眠りたい。
眠くはないけれど、深く深く眠りたい。