カレンダーや時計など、
時を刻むものがあまり好きじゃない。
急かされる感じが苦痛なのだ。
全く無くては支障をきたすので、
一応確認できる程度に存在させている。
それでもビデオデッキのデジタル時計や携帯で、
無意識に時間を確認してしまうのだ。
見てしまうと少しガッカリする。
その瞬間、○時だからそろそろ○○しないと・・・という
思考が働き出して溜め息がでる。
外界では毎日必ず陽は昇って、律儀に暮れるし
どんなに自由に過ごそうと願っても
否応なしに従わされてしまう。
そんな感覚から逃れられない。
なんだか面倒くさい人間だ。
どこかへ行って何かをしたい、、、
「どこへ行きたいんだい？」
「何をしたいんだい？」
キャンバスは真っ黒だ。