言葉の魔法使い | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


「北風がこの街に雪を降らす


歩道の錆びついた自転車が凍えている


明日もしこの雪が積もっているなら


小さく好きだといっても君に聞こえない」



「君と僕の腕時計一緒に並べて


君と僕の手のひらをそっと重ねて


愛という窮屈をがむしゃらに抱きしめた」



「今年初めての雪が


季節外れの花びらのように舞い落ちてきた


赤いマフラーを巻いて歩く僕がガラスに映る


渡せなかったプレゼントを自分で使うサンタみたいだ


空から僕の手のひらに


一つ雪が落ちるほどの確率で二人が出会えたんだと


どうしてあの時の僕は気付けなかったんだろう


ずっとそばにいると思うとどうして人はいつでも


その人への思いを全部後回しにしてしまうのだろう」


槇原敬之 歌詞抜粋





胸を打たれた言葉を書き留めておく


誰にも見せたことのない一冊のノートがある。


主に小説の中の一節や歌の歌詞だ。


気付いたら大分埋まっていて、


改めて言葉の魅力を感じたりする。


無気力でも無感覚にはなれないから、


それが苦しみでもあるけれど


その部分からしか生命力は生まれないから


やはり感情があることは唯一の救いなのだと思う。