今後使うのかも分からないビンの、
へばりついたシールを
何故か必死に剥がしている。
キラキラしているものに惹かれる。
電力で光っているのものではなく、
透明感があって
陽の光に照らされて輝いているものがいい。
星は好きだけど、
夜景はあまり好きになれないのも
こんな感覚からだ。
空き箱は処分できるけど、
空きビンはなんとなく捨てられない。
綺麗に洗って並べておく。
その時々で、細かいものを入れたりする。
最近までずっと舐めていたのど飴の残りが、
いま役割を果たし眠っている。
昨日、お粥に最後のコンソメを使ったので
またひとつ増えた。
もともと何が入っていたのか考えたら、
かっこいいものではなかった。
めんつゆ..
胃薬のビン..×2
そんな感じだ。
切ない。
悲しいのでビーズを入れる。
透き通るものは、
儚げで繊細で美しい。
憧れる