昨日にさようなら | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所

両親がウチへ来た



父は初めての訪問



1時間も前から
私はソワソワしてしまって、
意味もなく部屋をぐるぐる歩き回っていた


焼き鳥をご馳走になり、
日暮れ前から少しのお酒を飲む



こんな経験は初めてだ



なんだか

他人の日常を生きてるようで

不思議な気分だった



本来なら訪ねてくれた両親に
自分が持て成すべきだったのに
と、今更考えたりしてる



帰り際には好物のパンを
たくさん買ってもらって、
嬉しいやら申し訳ないやら



幾つになっても親から見れば私は子供で、

それは当り前のことだけど

世間から見ても私は人間として未熟で

大人になれていないという事実が悲しい


家族に会うと、
日頃負の感情に支配され

塞ぎ込む自分を許せなくなる


自らを励ますと同時に
情けなさでいっぱいになる



悲しませることなんて簡単で、
後悔させたり絶望させることだってできてしまう



それを防ぐためにもたまに顔を合わせて、

自分を叱らなくてはいけないと思った



この一週間は、いつもの
日常とは違う日々だった



誰かが人生に加わると刺激的だ


色がつく

音がする

温度を感じる









日付が変わった

また明日がきた