徒然なるままに | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所

初めて村上春樹を読んだ



多くの人に親しまれてる作家だけど、

それ故に敢えて避けていた気がする


柔らかい印象は、

一冊読み終えても変わらなかった


名前に春という字が入っているから..

なんてことではないと思いたい



ここ数年で「死」というものを強く意識するようになった



身近な人が続けて去っていったからだ



予期せぬ別れに、

私の感情は付いていけなかった



それが悲しみなのか喪失感なのかはわからない



いなくなるってなんなんだという戸惑い


自ら命を絶つ人についての記事を最近目にした


自分のことを少しでも意識に入れてくれてる人がいるならば、

たとえ一時でもその人を悲しませないが為に生きる



それが生きていく理由でもいいのではないかと思う



他人の為になんてと思う人もいるだろし、

弱さの押し付けなのかもしれないけど



記憶は薄れ悲しみは癒される。

それは生き続ける人にとって当然のこと



だから「一時」なんて言葉を入れたけど、


"喜ばせたいとまでは思わないけれど、

決して悲しませたくはない"



私が、望みの薄いところにいても

裏切らずにいられるのはこの想いがあるからだ



薄暗くて文字を読むに相応しくないこの部屋で、

本を片手に綴る今


私にとって、

世の中の全てが明る過ぎる


太陽も人工の明かりも全て


着る服がモノトーンばかりなのも、

そんな意識からなのかはわからないけど



どうしても全てが眩しく思えてならない



思うままにこうやって日記に記しても、

何が言いたいのかまとまりもなく吐き出して終わる



今日もそんな感じ


多分それでいい