人生は時に、
本当に時折、小さな奇跡が起る
そんな時、
自分はまだ見放されてはいないのだと
そう思うんだ
全てを放棄した人達は、
その小さな奇跡に出会うまで
耐えられなかった
或いはほんの少しのすれ違いで、
巡り合えなかっただけなのだと思う
望みを失うその極限を歩かずに
生きてゆくのは不可能なのだろう
切なくも救われた想いで
受け取ったその光を纏いながら
私はひらひら踊ってみたりするのだ