きっと一生忘れられないあの日。
実家暮らしの彼は夕飯を食べた後、1回家に帰ってくる。また用事終わったら来るからバッグも置いておくわ。と言って家の鍵だけ持って帰った。
彼を見送って部屋に戻ると、彼のカバンの中身がテーブルの下に落ちていた。
カードケースの中身も散乱してて、それを拾っている時に見つけてしまった...
ラブホの会員カード。
でも私と出会う前からので、きっと浮気なんてしてない。と思いながらも心臓バクバクで何とも言えない気持ちになった。
そのラブホのホームページに行き、カード番号と生年月日を入力した。
でも会員情報は出てこなかった。
誕生日を登録してないのだろう。と思ったけど、
一年以上使ってないと会員ページには行けない。と書いてあったから彼を信じようとした。
でも不安で不安で私は彼の財布を見てしまった。
6月に私は連れてってもらったことがない、
彼のお気に入りで行きつけのレストランのレシートが出てきた。
誰かと2人で2週間のうちに2回そこに食べに行っていた。
少し遠い町へ買い物にも行っていた。
そんな話は聞いていないと思って
彼とのメールのやり取りを遡ってみた。
彼は私に嘘をついてた。
たまには家にいないと怒られる。
今は家でご飯を作らされている。
親に頼まれて町内の会合に出なきゃいけない。
そう言って嘘をついて、うちに来なかった日のレシートだった。
私は今まで信じていた分、その嘘がショックだった。嘘をつくってことは他の女と行ったんだろう。と確信した。
あの彼に限って...
悔しくて辛くて惨めですぐに彼にメールを送った。
H君の事、本当に信じてたけど…
他に女がいたんだね。
先月誰とどこに行ってたの?
と...
え?なんのこと?
いきなり何?
他に女なんていないし!
と焦りながらもすっとぼけた返事がきた。
その日から今日まで私は涙が出ない日がない。
なぜなら、これだけではなかったからだ...