11/8 に行われた arche vs yukarisama の解説をしていきます。初回ということで、ついたて将棋界でも片手の指で数えられる数しかいないとされる三段同士の試合を取り上げてみました。
試合のリンクですが、二ヶ月ほどで消えてしまうので注意がご注意下さい。
http://wars.fm/tsuitate/game/45kdlg2pgg2k対局開始後、archeが7手目に角前の歩を付きました。
これはyukarisamaが飛車先の歩を最速で付いていた場合のケアですね。後攻で飛車先速攻をしてくる人はそんなに見ないので普段はそこまで効果がないのですが時折やると牽制になると思います。
archeが角道を開けたところでのyukarisamaの同歩。これが非常にいやらしい手になっています。arche視点だと手数的に玉にとられたと考えるのが自然であるため玉が上がってきたと推測してしまいやすくなっています。
16手目に歩を取った駒が玉である可能性が高かったと見たarcheは玉が右に行くと呼んで4筋の歩をついて行きましたが、玉らしき反応がなかったため即座に左に逃げたと判断します。
archeは追撃として角を上にどかして6筋の歩を付いて行きましたが、これがこの試合の敗因となる判断ミスだったと思います。角を五段目まで上げてしまったために、歩で角を取られてしまい、その歩をとった銀も六段目に上がった時点でyukarisamaに捕捉されてしまいただで取られてしまいました。
yukarisamaのように守りが堅い人に対しては、取られて困るような駒を上に出してはいけないということだと思います。あくまでも歩でゆっくりと攻めるのを基本にするべきだと思います。
archeの13手目角前の歩を伸ばしたところ王手がかかってしまいました。それに対してyukarisamaは反則を使わずノータイムで同玉と返しています。yukarisama視点で王手の可能性として52歩か51角が有力ですがyukarisamaは飛車の紐が付いていない52歩の一点読みをしたかたちです。この手は51角だった時のリスクが気になりますが、その場合相手もこちらの玉位置を掴みきれないはずだし、最序盤のため駒不足で詰めきれないはずという判断でしょう。
それでも16手目が同歩である場合を考えたのか、4枚掛かりで77地点を奪いに行きましたが、yukarisamaはとを一旦引き歩で紐をつけることで左辺へのプレッシャーを残しながらarcheの受けをあらかじめ回避しました。
玉の一読みが功を奏して玉位置を発見することはできましたが、途中と金を銀で取ってしまったことにより銀が取られてしまいました。やはりと金の後ろに歩を付ける行動はこのゲームにおいてなかなか厄介です。
yukarisamaのように守りが堅い人に対しては、取られて困るような駒を上に出してはいけないということだと思います。あくまでも歩でゆっくりと攻めるのを基本にするべきだと思います。
その後うまく攻めの取っ掛かりがつけないまま70手目の同角から王の位置がばれてしまい、そのまま攻められて87手で投了となりました。








