最近読んだ小説(出版は結構前です)
三秋縋の「いたいのいたいの、とんでゆけ」
久々に、最後の一行で涙がこぼれそうになりました
これ、今旬の人気俳優主演でTVドラマか映画化したら
面白そうだなぁって、素人ながらに妄想していたんです
ただ、、、
今まで、映像化された漫画や小説で
「これは良かった!」
って思えたモノ、少ないんです
吸血鬼と人との間に生まれ、
どちらからも、忌み嫌われる存在となってしまった主人公を描いた物語
読み進める間、頭の中で動き回る人物達は
イラストレーター天野喜孝に依って描かれた、陰鬱で美麗なダンピール
でも映像化された物は、想像とはちょっと違ってた
不治の病を患った主人公が、飼い猫と共に
次の飼い主を見つける旅をする物語
猫は終始、生意気な語り掛けや叫びを発し続けるのだけど
主人公に聞き取っては貰えない
動物に完璧な演技は求めてはいけないと思ってしまった
宮部みゆきの王道サスペンス
映画館で観たのは、大画面で見る○○サスペンス劇場だった
等々、、
勿論、とても気に入ったモノもいっぱいあります
映画「羊達の沈黙」
TVドラマ「メゾン・ド・ポリス」
TVドラマ「リバース」
映画「バイオハザード」(小説ではありませんが)
等々
一個人の、私的嗜好と独善的意見であり
賛否両論大いに有ると思われますが
文字を追いながら、頭の中に現れては消えていった
一場面一場面が、何かしらの形で動く画と成るのは
とても、ワクワクするものですね
