こんばんは、なめほです。

 

積読チャンネル

世界に「精密さ」が生まれた日。職人の執念の物語。#56

 

これを見ていたく感動したのが、タイトルの話で。

なんで、産業革命が生まれたのか?

 

ふつうは蒸気機関が生まれたからという話になるわけだけれども、

1、蒸気機関に使える精度良い筒とピストン
2、それを大量生産できる工学的発展

3、公差という精度に対する考えの普及

この3点があって、生産された蒸気機関がさらに新たな工業製品を大量に生み出したからこそ、産業革命になったのである。

 

また、消費者もこれに倣って

それまでは手作業で作られたぴったりの服から、SMLなど大体同じサイズの服を許容するようになったのである。

 

翻って、次のAIの革命が来るとしたらどうなるのだろうか。

1、AIに使える計算機の開発

2、AIを大量生産できる、情報工学の発展

3、…これがまだない。

つまり、AI革命が来るのにあたって、人間がどこまで許容できるのか、どの程度の無能を許容できるのかという考えの世界的なコンセンサスが取れるような概念が発明されるまではなかなか難しいんだろうなと思う。

 

とはいえ、コンセンサス概念が開発されると一瞬でAIに乗っ取られると思うんだなぁ。

一番卑近な例をあげるとすると、日常に侵食したいらすと屋のように。