書こうか書くまいか迷ったけど書きます | 紫濃いめのなまくまぶろぐ

紫濃いめのなまくまぶろぐ

ジャニーズWEST箱推し紫濃いめの京都住みジャスミンどす!

昨日の突然の三浦春馬さんの訃報



書こうか書くまいか泣きながら考えましたけど書くことに決めました

昨夜の淳太くんのいつもの「証拠」のメッセージ性を伝えてくれる熱い眼差しではなくちちんぷいぷいで難病を患ってたお世話したゾウの子供がオンエア前に亡くなってしまった時と同じ何処か虚ろな目を見てやっぱり書いておきたいなと思いました


重たいし読みたくない内容だと思うので読みたく無い方はここでお戻り下さい





なまくま自殺者遺族です

父が自殺したのは2月。なまくまの仕事は繁忙期、父が行方不明になったと連絡が入り職場に多大な迷惑をかけることになるが母を一人にしてはおけないと上司に連絡し上司はすぐお母さんの元に行ってあげなさいと言ってくれたので夜中に弟と車で走りなんとか船に乗れ船上で父が遺体で見つかったと聞かされました

直ぐに上司に連絡した時上司は「ご家族のせいじゃないから!お父さんの運命やから!(職場に)帰ってくるの待ってるからね!」と言ってくれました

その言葉のお陰で今があります

警察で弟がDNA鑑定を受け(それを受けないとどんな証明があれ遺体と対面できないと言われました)遺体と対面

景勝地からの投身自殺…冬の日本海で父が見つかるのは絶望的だと思ってました(恐らく父はそれを望んでたんでしょうが遺された者にとってはふざけるな!です)が海上保安庁が見つけてくれ遺体を両親、祖母がお世話になっていた医師が修復してくれなんとか見れる状態にしてくれてました

ホッチキスだらけの穏やかな顔を見て諦めがつきました

なまくまはかなり恵まれた自殺遺族者だと思います

遺体を修復してくれたのは女性の先生でした。大変なお仕事だったと思います。先生のお陰で私は父の穏やかな顔を拝めました。

警察の担当の方も一緒に泣いてくれ父が身を投げた場所まで特定してくれ私達が訪れることを聞きつけそこで待ってくれてるような方でした

職場の上司も仲間もくそ忙しい時に快く送り出してくれ戻ってからも労ってくれ
かなり迷惑もかけました

自分は大丈夫だと思ってましたが本を読めないことに気付いた時「あ、私おかしい」とやっと認識しました

認識できなかったんです。全然頭に入ってこない。それまで得ていた知識で行動できるものの新しい情報が全く頭に入らない
本を読むことすらできなかったんです
読み進めることができない
頭に入らないから進むことができない

職場は法改正に伴い新しいルールを覚えてそれに沿ってすすめなければいけいのにできない。何度もミスを犯し仲間が庇ってくれましたが上司は「庇うことは成長に繋がらない。ミスは庇うのではなく何故おきたのか原因を追及して切磋琢磨しなきゃいけない」としっかり叱ってくれました

ショックで脳もやられてるんだろうなと思いセロトニン摂取して太陽の光浴びて前向きに過ごすことに努め何よりの癒し、ジャニーズWESTさんの前向きに努力する姿に力をもらい…なんやろう…父を奪った負のスパイラルに巻き込まれてたまるかと色々やりました。美味しいもん食べて好きな芸術に触れて美しい自然に癒されて…という行動ができるまで結構かかったなぁ…眠れないから酒飲んで気絶して寝た?よな?て感じで仕事して…自分がおかしいて気付くのにも時間かかりましたしね

癒してくれる友達やこんな恵まれた人間関係のお陰で乗り越えられましたが自殺遺族者が置かれる状況はたまったもんじゃないです。喪に服す期間も普通より長くとらないとなんだか世間の目が冷たいような気がする。ま、実際天寿を全うした人の喪に服す期間より長く暗い期間が続きますよ。気がつけば三回忌…でした。

私は理解者しかいない職場に恵まれましたが「自殺したのはあなたのせいじゃないの?」と言われ苦しんでる人とも直にお話したことあります

父が自殺した原因は理解はできる。叔母(母の妹)の突然死、自分の病気(身体&精神)、自分の母の介護(認知症かなり進んでました)。何より自分が母の重荷になっていたと悲観してとは思う。けどそれで一番苦しんだのは母です(母は遺体確認はできませんでした)

めちゃくちゃ考えて考えて考えた末だとは思うよ。でも遺された者がそれからどれだけ苦しむかは考えた?と言いたい。

死を選んだら皆が楽になれる?
冗談じゃない。
死を選んだあなたにだって今のこの状況は見えてる筈。
何故そこまで苦しんでるのに気づいてやれなかった?
何故傍にいて話を聞いてやれなかった?
何故自分はあなたに何もできなかったんだ…て苦しむ人が何人もいること
その人達だって色々苦しみながら必死に生きてるんだよ?てこと

三浦春馬君に何があったかは解らない
彼がどんなに苦しんでたかは解らない
でも彼に近しい人なら彼の異変、彼が苦しんでいたことには気づいてたと思う

そして彼ならきっと大丈夫。
乗り越えてくれると思っていたと…

「永遠の0」で特攻隊で命を落とした方の孫の役を演じた三浦春馬さん

そのエンディングで流れた主題歌

「涙見せぬように
笑顔でさよならを
夢溢る世の中であれと祈り」

今、多種多様な「生きる」選択をできる世の中を生むために命を捧げてくれた方々がいるのを解ってた筈なのに…

今の世の中がどれだけ幸せな状態なのか今一度ちゃんと考えて欲しいとも思う

手を伸ばせば救ってくれる親族や友や行政色々ある

何より自分がいらない存在なんて勘違いしないで欲しい

その勘違いに対する怒りは一生消えないよおとん

お盆にはお墓参りできるかな
また文句言いながらお墓掃除しよう(父が亡くなったあとの墓参りの私はブツブツ文句言いながらかなり怖かったと弟に言われました真顔いやそら怒るし。連れてっちまった先祖にまで文句言いましたよ私。これ以上連れてったり母や弟一家に悪影響与えたら誰もこんなちゃんと世話してやらんよにするからなむかっ絶対許さへんからなむかって。でもそしたら弟一家と帰省した時見たことない快晴に恵まれ絶景拝めたんで許しました←超上から(爆)あ、でもそれから老舗のお線香や好きなお菓子やお酒も送り帰省した時はお供えもちゃんと持って墓参りもかかさずちゃんとお世話してますよ)

色んな事情があるにせよ

人間ひとりきりでは何にもできない
生きることできない
今まで生きてきたということはどういうこと?自分の今までの人生の周りにいた人達をもう一度思い出してよく考えてみて


「ひとりきり」だなんて行かないで
いつか泣き疲れちゃうよ

「置いてきぼり」なんて言わないで
完璧じゃ疲れちゃうよ
らしく行こうぜ
Long&Winding Road

「証拠」が今また凄い胸に響きます

今日は涙がとまりまへんわ
そんな日もあっていいっすよね
泣こー…