材料は、工場横の個室にス
トックすることになってい
る。


工場内は、ガラス張りなのだが、精密機械を扱うのと同じように、扉は1枚しか開かないために、ストックを保管する部屋の扉を開けたままでは、工場内の他の扉が開かないために、材料補充の時以外は、扉を閉めて作業することになっている。
以前、部長が
「他の人にやってもらってもいいんだけどね。うちは、女の子ばっかりでしょ。若い女の子と業者を密室に2人きりってのもね(笑)」
と言っていたとうり、見事に密室に2人きりになった。


「いつもの方は、今日いら
っしゃらないんですか?」



伝票を確認しているアタシに声をかけてきた。
「今、お休みをとってるんです。しばらく私が担当しますので、お願いします。」
アタシは、答えた。
材料は、所定の場所まで、業者さんが運び入れて、伝票と品物を双方で確認することになっていたので、アタシは、鍵を借りて、
「じゃあ、お願いします。」
と歩きだした。

今、スカパーで「神様、もう少しだけ」を見ています。
HIVは、決して他人事じゃない。
ヘルスなのに、本番をしようとする人がいます。
「入れてもいい?」
と聞いてくる人は、まだ許せます。
当然のことのように、ナマで入れてこようとする人がいます。

「怖くないですか?」
他のSTDなら、薬を飲めば治ります。
でもHIVは違う。
アタシは、怖いです。アタシとしようとしたと言うことは、絶対、他の女の子にも、してるってこと。

先進国で、うなぎ登りにHIVの感染者が、増えているのは、日本だけです。