B型女の事情、発売になりました!
先週、表紙ができたと連絡をいただいたので、
担当さんから連絡が来て、「B型女の事情~えっちで何が悪い~」が来週から各電子書店での配信になるとのこと°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
— ぬこ/イチカロッカ (@nuko_nuko) May 16, 2023
表紙どんな感じになるだろーって思ってたら、最中に色々考えてるところがなんだかリアルな感じのクールな画だったー!w
そしてえっちがカタカナだとなんだかより卑猥 pic.twitter.com/nyCpYXutxJ
twitterでもお知らせさせていただいていた、「B型女の事情」が、本日発売になりました♪
久しぶりの「事情」、B型。
本当は数年前に「こういうシチュエーションはどうだろう」って考えて、途中まで書いていたけれど、
やっぱりこっちがいい!と思って一気に書き直ししたお話です。
18歳以下の方は、18歳になってから。
19歳以上の人は、お好きなタイミングで。
良かったら読んでやってくださいませ。
手が三本あったら
2020.8.2
2021.7.14
2022.7.28
18歳、19歳、20歳で、ねこさんを見送りました。
兄妹猫で、お引越しをするときも、ずっと一緒。ひとり暮らしから実家に戻るときも、結婚するときも、ずっと一緒です。
いつも「ただいま」ってかえって、おかえりって迎えてもらいました。
外でお仕事してたときは、わたしが帰ると、わたしの部屋のドアの前。
あったかいおこたからでて、冷たい床や外が見える窓の前でわたしを待っててくれて。
床や箪笥の上があったかくて、きっと帰ってきたと思ってからずっと待っててくれたんだろうなぁと思いました。
ずっとずっと一緒だったので、わたしが手術で入院するときも、WEBカメラつけっぱなしにしてつないで。
手術前夜の落ち着かない夜。
終わって目が覚めて、心細いときや寂しいとき。
おうちで眠るねこさんをみて、安心させてもらいました。
急に具合悪くして寝込んだときも、時期的にきっとねこさんもしんどいときだったはず。
それなのに、そっと側に寄り添ってくれました。
熱出したときも、痛くて辛いときも、しんどくて早く何とか落ち着きたくて悶えてたときも、そう。
わたしをあっためてくれて、見守ってくれて、休ませてくれました。
寒い日は、皆で丸まってるところに混ぜてもらって。
熱い日は、にょーん、と伸びたところを撫でまわして。
お仕事の合間に、一緒にお昼寝もたくさんしました。
おんぶされるのが好きな子を背負って、おうちの中をお散歩も。
一緒にお風呂に入ったり、出た後お手入れしてもらったりもしました。
お刺身を分けっこしたり、焼肉わけっこしたり、本当にいろんなことをたくさん、たくさん。
本当に大好きで大好きで大好きで、離れることなんて考えられないし、考えたくなかったです。
だから、もしいつかそういうときが来るとしたら、皆で一緒に一瞬でしゅわっと溶けてしまいたい。
ねこさんいないなんて考えたくないし、そんなのいやだし、私もいっしょがいい。
そんな風に考えてました。
でも、見送って、現実的に考えなくちゃいけなくなって。
ちょっとずつ、ちょっとずつ覚悟して、怖くなって、でもどうするのが楽なのかを考えて、考えて。
どの子も、みんな、本当に優しくてなんてわたし思いなんだろう、と思いました。
わたしが怖くないように、後悔したり、自責したりしないように。
考え得る最大のことを、できるだけたくさんたくさんしてくれたんだな、と本当に思います。
果たして、わたしはそこまで自分が辛いとき、誰かのためにできるだろうかと考えると、きっと無理。
そのくらい、わたしにはできないたくさんのことをして、甘やかしてくれました。
身体を返すのが辛くて、怖くていたとき、お友達がねこさんの気持ちを伝えてくれました。
おかげで、怖さや不安や喪失感が和らいで、ちゃんと返すことができました。
見送りに来てくれて、皆で見送ってもらいました。
他にも、お友達が、
「もしかしたら最初の子を見送った18歳のとき、皆そろそろいかなくちゃっていう時期だったのかもしれない。でも、皆一気にいったら、ぬこちゃんがどうなっちゃうんだって。それでたくさん神様にお願いして、順番にしてくれたんじゃないか」
っていってくれました。
ああ、本当にそうだなと。
最初の子を見送ってから、現実に考えるようになって、次の子を見送って、少しずつ、少しずつ伝わるものがあって。
そうか、皆そうやって考えてくれたんだって思ったら、とても温かい気持ちになれました。
おかげで、なんとか、なんとか毎日を過ごして。
それでも一週間になる昨日。
落ち着かなくて作った抱き枕を抱えていたら、急に泣けてきてしまって。
ねこさんが寝てた酸素室おこたにもぐって、ねこさんが愛用してくれてたわたしが作ったあごのせまくらを嗅いだら微かにねこさんの匂いがして、また泣けて。
目をつぶって、ねこさんを撫でるようにして、手がねこさんの頭と耳に沿う形を覚えていて。
側にいてくれる感じがするし、たくさん愛されてると思う。
なのにわたしはとてもぜいたくで、触れたくなったり、ぽっかりした気持ちとうまく向き合えなかったりして、自分でもどうしたらいいかわからなくなってしまう。
泣いて、少し落ち着いて、それからその日寝たら、ねこさんたちが皆夢に出てきてくれました。
今年見送った子を抱いていて、おこたの中から去年の子が顔を出して、名前を呼んで引っ張って。
にゅうっとあったかくて、ふわふわで、抱き寄せて。
そしたら横から一昨年の子が出てきてくれて、皆でぎゅうっとして、すごくすごくすごく幸せでした。
そこで、目が覚めて。
「ああ、朝、か」じゃなくて、「会えた!」って、すごくうれしいあったかい気持ちで起きられました。
小さい頃は、ママ。
それから、お姉ちゃん。
それから、お友達。
大人になってからは、恋人で、家族で、最愛で、パートナー。
3猫さん同時に撫でたい、抱っこしたい、だから手が三本あったらって思ってました。
でも、昨日は腕で、手で、ほっぺたで、体で、全身で、皆でぎゅう。
一方的に何かしたりされたりじゃなくて、手を伸ばし合って、抱っこし合うんだ、って。
ねこさんがいてくれたおかげで今があります。
おかげで20年、本当に楽しかった。
これからもそばにいてくれると思うし、きっとこれからは、ぽっかりした感じは、またあったかい気持ちで埋まっていくんだと思う。
身体を見送って、ぽっかり。
でも、ちゃんといてくれる、見守ってくれる、っていうあったかさが、じわり。
そうやって、きっとまたちゃんと埋まっていくんだなと思いました。
ありがとう、大好きだよ、愛してるよ。