俺の卒業は19歳。


遅ッ!




50人くらいの、大学のサークルの飲み会。


同学年の中では比較的よく喋る間柄で、何となく仲が良かった。


「もぉ~、ちゃんと飲んでるのぉ??」


結構酔っ払ってるのか、ちょっとトロンとした感じ。


「俺が本気出したらミンナついてこれねーよ。」


飲むスピードがかなり早いため、飲み比べでは俺はいつも圧勝してた。


周りもかなり楽しんでるようで、騒がしいったらありゃしない。


大声出さなきゃ、お互い何話してるのかマジで聞こえん。




「どうせまた変な事考えてたんでしょぉ?」


俺は夏が好きで秋から冬が苦手だった。


何故か気分が暗くなる。


侘び寂びを理解していた訳ではないのだが、どうも冬に向かう時期は何となく楽しめない。


ただ単純にワイワイガヤガヤが大好きなだけだから、季節はやっぱ関係無いか。


「まぁ夏も終わりだしね。」


遠くを眺めながらキザったらしく言い放つ。


「はぁ?何それぇ~(笑)」


「侘び寂びってヤツさ。」


「ワケ分かんな~い(笑)」


なんだかんだお互いの波長が合うのか、友達としては何でも言える雰囲気を持っていた。




「Hな事考えてたでしょ~?」


「そうそう。君はEカップだろうなぁ、てね。」


下ネタ大好きな娘だから、こういう冗談は誰とでも言い合っている。


だからこう言っても平気だろうと思っていた。


「せいか~い☆ほら♪」


俺は一瞬、目を疑った。




続く