助産師のナキです☺️
先日、コナッキーが2歳を迎えたことと、周りで友人やママ友さんが出産したこともあり、良い機会なので自分の出産を振り返ってみることにしました✨
さて、出産を振り返っていきたいと思います💿助産師目線でもあるので、専門用語が少し出てくるのはご了承ください🙇‍♀️しかも超長いです〜😂私のバースレビューにお付き合いください〜💦
35週くらいからたまーにあった前駆陣痛。37週くらいからは、せっせと乳頭刺激(乳頭刺激は王道ですね)し、それらしきものがあるたびに今か今かとソワソワしていました。前駆陣痛は明け方が多かったので、それで眠れない日もチラホラ。
39週3日の夕方、いつものように、月1の鍼へ行きました。独身時代から超絶信頼しているゴッドハンドが家の近くにいて、その方と相談して、大腰筋を調整してもらうことに。(大腰筋は股関節を曲げる筋肉で、出産の際にとても大切な筋肉です)
施術後はポコポコよく動き、お腹がじんわ〜り暖かくなり、夕寝をしたりご飯を食べたり、お風呂に浸かってゆったりしていました。
22時くらいに、出産前に妊婦時代の振り返りでもしておこー!と思って椅子に座って書き書きしていると、前駆らしきものが到来!
地味に痛いので寝ようにも寝れず、そして2時頃に急に「ずんっ!」と痛みが強くなり、椅子に座っていられないほどの痛さで床にうずくまる。これは、さすがに来たかもなぁ〜と思い寝ている夫を起こす。「陣痛来たかも!」👨「え、マジで?!っしゃ!」←気合を入れて起きる。
順調に痛みは強くなり、陣痛の時は、四つん這いで過ごし、夫に腰のあたりを指圧し続けてもらう。痛さに「うーあー」と声漏れしてしまう。
それでも陣痛ない時は全然余裕で、おにぎり、桃やパンを食べてグルコース供給しておいた。(←出産を乗り切るためには、子宮筋には定期的なブドウ糖が必要です。)
「こんな痛みじゃ産まれないです」と動画撮影している夫に向けて話す余裕はありました🤗ちなみに、「こんな痛みじゃ産まれない」と思っておくことは、陣痛を乗り切る心構えの一つだと思います☺️
5時くらいになると、さすがに余裕もなくなり、腰にも汗かいてるし、5㎝くらいにはなってるでしょ〜。と、とりあえず自分で内診。が、いまいちよく分からず😂。
その他、内診所見としては、「骨盤出口部狭いなぁ私。全開後が時間かかりそう、、、。」
その後、陣痛に耐えながら、なんとか助産師さん①に連絡。早朝だったので、とりあえずメール。
「陣発は3時19分で、発作3〜8分、間欠40〜50秒、血分少量、声漏れあり、下腹部を押さえて、腰マッサージがないと耐えられず、四つ這いで会話余裕なしです」
と、何故か病院勤務新人時代の先輩助産師への報告スタイル(笑)
そして助産師さん①から電話がきて再度状況説明。初産で陣発から2時間しか経っていないから、そんな進んでないでしょ風な声のトーン😂をされましたが、電話の途中、陣痛が来ると「うー!」と言って会話中断する私の声を聞き、息遣いを感じ、こりゃ進んでるなと思ってくれて、「今から向かいます」と。(←出産入院の電話の際は、助産師は産婦さんの声や息遣い、中断している時間などから進行状況を判断するので、必ずご主人ではなく、ご本人が電話してくださいね☺️)
7時頃、助産師さん①が到着し内診すると8-9㎝!(心の中で、進んでて良かったと安堵✨←3㎝入院なんてできない!って助産師あるあるじゃないですか?(笑))
胎胞(赤ちゃんと羊水が入っている膜の一部が外に出てきている)が出てきていて自然といきみたくなる。けれど、全開まで我慢我慢。(全開までにむやきにいきむと子宮頸管が切れてしまうことがあるのと、赤ちゃんにとってもストレス)吐き気も出てきた。(陣痛中の吐き気や嘔吐も進んできているサインの1つです)
びっくりだったのは、分娩用の機械セットを、キッチンのガスコンロに乗せて熱湯消毒し始めた!「お湯を沸かしなさい!」と言う昭和のドラマのシーンがここで繰り広げられているとは!
8時、全開。助産師さん②到着。「あら、まだ余裕そうじゃない」と言われてイラッとする(笑)もうこの頃には、陣痛がない時でも会話する余裕はなく、静かに寝てました😪(これは「脳内麻薬」と言われるβエンドルフィンの作用で、鎮痛作用と眠気を起こします。陣痛がお休みの時に寝てしまうのはリラックスと休息のためにとても良いことです☺️一度陣痛が遠のいてもオッケーです👌必要じゃない事は起こりません☺️)
で。ここからが、果てしなく長く感じました〜😭どんなにいきんでも赤ちゃん降りてこないし、「ちょっとずつ降りてきてるよ〜」って励ましてくれるけれど、、、心の中で「絶対嘘だー!分かってるんだからー!」って思ってました(笑)ここが同業の辛いところ😹
腰も割れそうに痛すぎて、ひたすらゴロゴロ体位変換しまくりました。(ゴロゴロ動きたくなるのは、ママの狭い骨盤内を赤ちゃんが最少周囲計で通るために、回って出てくるのを助けてあげることにもなるので、モニターついてても身体の声に従ってどんどん動いて下さいね〜!)
そして、いきんでもいきんでも全く下がってこない状況に心が折れそうになり、ついに言い放ったあのひとこと。
「ま、まだですかぁーーーーー?!」
自分が産む時は絶対言わないって決めてたんだけどなぁ(笑)😂
(※言っちゃいけないわけじゃないですよー!ただ、助産師的には、「もうちょっとだよ、すぐそこだから!」と励まし続けて、なんとか順調に進むようなケアをして待つしかないんです😭自然の流れを「待つ」大切です。)
9時、先ほどイラッとした助産師②が「あなた、赤ちゃん降りてこないからちょっと一回立ってごらんなさい!」と言い、無理やり目に立たされる。また、イラっとする(笑)。陣痛が来て「痛いー!」と豪快に座り込んだ瞬間にバチンっ!と破水。さらに陣痛が強くなり悶絶(破水すると陣痛強まること多々あります)するも、赤ちゃんは降りてこず。
10時、「このまんまじゃ拉致がアカン!」という事で、蹲踞位(そんきょい)になりました。(和式便所スタイルといいましょうか)
少し遠のいていた陣痛も、しっかりウトウトして休息をとったことと、破水により強さ復活し、さぁ陣痛到来!「あ“ーーーー!」と素敵な共圧陣痛!(陣痛とママの自然ないきみのパーフェクトマッチ!)
なんと、赤ちゃんグンっと降りてきた✨え、あれ?、、ちょっと気持ち良い、、、、ちょっと感動!🥺
感動も束の間(笑)、今度は、赤ちゃんの頭がお股に挟まっている状態が何よりも痛すぎて(私は陣痛よりもこちらのほうが痛かった、チリチリ痛すぎた)、陣痛の度に雄叫びをあげ、頭の中では「御近所さんにDV疑惑で警察呼ばれないかな?」と心配になる😂
そして、最後は自然とマックロバーツ体位へ。(後ろから足を胸に引き寄せてもらう姿勢。蹲踞位もマックロバーツも、太腿を胸にくっつける姿勢というのは、産道が広がる体位です。頭なかなか降りてこない時はよくやります)
いよいよ、赤ちゃんの頭もでてくる少し前のタイミングで、助産師①に「どうする?自分で取り上げる?」と言われるも、痛みでそれどころじゃなく、「そ、そういうの良い”でず〜〜!!!!」と拒否(笑)。
そして、「次のいきみで出そう!」というタイミングで、イラッとする助産師②が「ほらっ、もう次で出すのよ!頑張るのよ!あたしの腕、ここつかんで頑張って!」と励ましてくる!私は痛みで意識朦朧とする中、目を閉じたままその助産師②の腕を探し出し、ガシッと掴んだ。が、おかしい。「あれ?これ絶対腕じゃない!お腹の脇についてるお肉😂ZEI -NIKU😂」しかし、時すでに遅し。見事に陣痛が到来し、離すこともできず、そのまま渾身の力を振り絞っていきみとともに助産師②の脇腹のお肉をねじりあげる!と、同時に「おぎゃー!!」無事に赤ちゃん出てきたYO〜😭✨
出産後はヘロヘロ疲労困憊で、感動といよりも安堵感でした。へその緒はパパに切ってもらい、そのまま胸の上でskin to skin☺️この子が我が子、、、❤️
その後も何度か②さんにイラッとしましたが(笑)、②さんが帰宅したあと、助産師①さんと主人に「脇腹肉ねじりあげ事件」を話してみんなで大爆笑させていただきました😂❣️
は〜楽しいお産でした☺️
一応、会陰の裂傷などはなかったですが、それでも痛かったですよー😂打撲のような痛み?と言いますか、、、💦細かい傷はピョンピョンあったので普通にトイレもしみるし😂
2人目はもっと出産の気持ち良さが分かると良いなぁ〜爆笑
長々ありがとうございました😊
インスタには、出産の経過を表でまとめてあります💖

 

こんばんは

助産師のナキですおねがい

 

タイトル通りなのですが、最近、1歳9ヶ月の娘は、要求の頻度とイヤイヤが増していくばかりで、娘に何かを要求されても、ついつい「ちょっと待って」と反射的に言ってしまっていました。

 

娘は、「ちょっと待って」と言われると納得するはずもなく、待てないよぉ!とイライラ怒り出してしまう。。。

 

どうしたもんかと頭の片隅で思いつつも、自分と向き合う余裕もない、というのが現状でした。

 

ですが、夫とのあるやりとりから、「ちょっと待って」を言わなくなったんです。

 

お恥ずかしい話ですが、よかったら読んでください。

 

それは、ある朝、目を覚ますと、仕事にいくために起きた夫に気付いたので、「夫〜最近、すれ違いで夫が足りない気がするからハグしてほしい」って言ったんです。

 

夫は、出勤前の忙しい時間なので、やや忙しそうに、薬を飲むためにキッチンに向かいながら「ちょっと待って」と言いました。

 

そう言われた私は、少し悲しい気持ちになりました。その悲しさは、自分のストレートに表現した愛情が受け入れられていないように感じた事からくる悲しさだと思います。

 

そして、心の中で「娘も「ちょっと待って」って言われた時、こんな気持ちになるんだ」って感じたんです。

 

そこで夫に「私、今、娘の「ちょっと待って」って言われた時の悲しい気持ちが分かった。言っちゃいけないね、うん」続けて「私が夫に言って欲しかった言葉はね、「薬飲んだらハグしてあげるね」だったの!」

 

夫も「なるほどね〜、俺もついつい言っちゃう。気をつけないと」と言って、ハグしてくれて納得解決しました。

 

大人だと、相手の状況などを察して、「あ、今は忙しいから話しかけないほうが良いな」などと気付くことはできるけど、子供はそんな事できないですよね。

 

そして、「ちょっと待って」と言う方も「やらない」とは言ってない。ただ、その時の優先順位が違うだけ。

 

子供の頻回な「ママ!あれやって!これやって!」に時には鬱陶しく感じてしまったり、めんどくさいと思ったり、、、「ちょっと待って」って言いたくなるし、「もう嫌だ」って思ってしまう自分が嫌になったり、、、。

 

けれど、今回の夫とのやりとりを通して、「これをやったら、あなたの要求をきちんと叶えるよー!」って、最終的には要求を叶えるんだよっと、きちんと言葉にするようになったら、娘も「わかった」って言ってくれるようになったんですびっくり(理想は、手を止めて、すぐに叶えてあげられることだとは思いますが、、、💦)

 

ニコ「ママ、ここ座って」ニコニコ「洗い物が途中だから、終わったら隣に座るね♡」

ニコ「分かった」ニコニコ「ありがとう♡」

 

こんな調子で、娘も怒らなくなり、私も自分の要求と娘の要求を叶えてあげられて嬉しいドキドキ

 

もちろん、叶えられない要求や、どうしてもすぐには手が離せない状況もあるとは思うけれど、待っててもらった時は、「待っててくれてありがとう♡」と言って、どんな小さな事でも叶えてあげたいと思っているし、そう行動するように気をつけています。

 

日常の中で「娘との大切な約束」をたくさんしている感覚ですウインク

 

もっとイヤイヤが加速したら、また違う視点を持たないといけなくなるんだろうけど、それも勉強口笛とりあえず、今はこれで平和なので、しばらくこのままでいてね(笑)。

 

さぁ明日も電車見に行くぞー!爆  笑


↓インスタも投稿しています🎵




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助産師のナキです。

新型コロナウィルスについて、各専門家の色々な見解があり、一体どの情報が正しい、信頼できるのかと不安に思っている方も多いと思います。

アメリカ、ヒューストンにいる医師達がタッグを組んで、一般の方に向けて、とても分かりやすい動画を作っています。1時間30分と大容量ですが、家事や育児の合間に流し聞きしてください!

ヒューストンの日本人医師の先生方に聞く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

先生、私たちどうしたらいいですか? オンライン勉強会

URL: youtu.be


動画リンク https://youtu.be/c8Iws-LNTV0 コピーしてお使いください。

また、動画の内容がPDF資料になって公開されています。よくある質問と回答集は日常生活でのちょっとした疑問点について答えてくれているのでとても参考になります。

ヒューストン日本商工会のページ https://www.jbahouston.org/covid19 よりダウンロードできます。


新型コロナウィルスって何?から始まり、日常生活で気を付けること、子供や妊婦さんについてなどが非常によくまとまっています。アメリカや海外在住の方々にとっても、日本人医師が日本語で解説している動画はとても安心・信頼できるのかなと思います。

いま一度、新型コロナウィルスについての知識をおさらいして、根拠のない不安や信頼性の低い情報に惑わされないようにして、それぞれができる対策をして明るく過ごしてほしいと思います。

次の記事で、特に妊婦さんや子供の対応についての補足ができたと思っています。



via mama-tips
Your own website,
Ameba Ownd
はじめましておねがい

助産師をしているナキと申します。助産師としては10数年です。(数えてなくて定かじゃ無いです、、、💦)

現在は、1歳9ヶ月の娘を育児中です👶✨

お家大好き人間ですが、子持ちだと煮詰まってしまうので、重い腰を上げて頑張って外に出るようにしていますゲラゲラ

アメブロを始めたキッカケは、新型コロナウィルス感染予防のために自粛生活を送ることになり、少し時間の余裕ができた事です✨

自粛生活をなるべく楽しく過ごせるように、そして可能なら世の中に少しでも役に立てることができたら良いなぁという思いもあります。

もともと、助産師としての経験や育児を通しての経験から得た「なるほどー!知れて良かった♡」なちょっとしたコツなどをたくさんの妊婦さんやママ達にシェアしたいという思いはあったので、良い機会だなぁと思い始める事にしましたおねがい

海外在住経験があるため、海外の子育て事情や育児用品にも興味がとてもあり、趣味で色々と調べては、時には育児用品を取り寄せて使ってみたりしていますニコニコ職業病ですねチュー

また、医学看護系の教科書や書籍の編集者のお仕事もしているので、エビデンス(科学的根拠)に基づいた情報かどうか、という事を大切にしています。

医学看護助産系の記事は、自分の中でエビデンスを始めとして、多角的な視点で検討した上で投稿すると決めているので、更新頻度はユックリだと思います💦
絶賛、いやいや突入のギャングちゃんもいますので、、、笑い泣き

お家大好き人間なので、ライフハック的な研究も日々行なっています爆笑

楽しく末長く続けたいと思っていますので、ただの育児日記やライフハックになる日も多いかとは思いますが、、どうぞよろしくお願いいたしますおねがいドキドキ

助産師ナキ

インスタも投稿していますのでフォローして頂けると小躍りします✨