ミルクボーイ版! 不況の理由
どうもー、どもー、ミルクボーイです! ありがとうございます!
あ、ありがとうございます! いまね、マイナンバーカードのコピーをいただきましたけれどね!
こんなん、なんぼあってもいいですからね。
いきなりやけどな、ウチのオカンが不景気の理由がわからんくて、悩んでんねんな。
不景気の理由がわからなくて悩んでんの? どないなってんの?
それやったらね、その理由を一緒に考えてあげるから、どんなことがあったか教えてみてよー。
不景気は去年の10月からで、5年ぶりのマイナスになっている言うんや。
去年の10月から?? それはもう消費増税やろ。
去年の10月に消費税を上げたから消費不況になってるんやないか。すぐわかったよー。
せやけどな、わからへんねん。
だってそうでしょう、何がわからへんの?!
去年の10月にはな、きつい台風が2つも来てんねんな。
それやったら消費税と違うかー。
こんな先進国やのに、台風で何十人も死んでるのよ。治水工事はどないなってるんやって。経済活動にもショックを与えてるからね。
あとなんか言うてなかった?
食品はそうでもないんやけどな、家電の落ち込みがひどいらしいんや。
それやったら消費税やないか!
食品には軽減税率が適用されて、増税になってないのよ。おまけにキャッシュレスで割引があるから、ここの消費は減るはずがないからね。
もう、それは消費税で決まりよ。
いや、わからへんねん。
何がわからへんのよ?
オカンが言うのにはな、消費税は2%上がっただけやのに、GDPは年換算で6.3%落ちてるって言うねん。
6.3%も? それやったら消費税違うかー。
それに消費性向は11%も落ちてるいうんやからね。
そのほかになんか言うてなかった?
前回の不景気はな、消費税を8%に上げたときやった言うんや。
それやったら、消費税やないか!
同じ過ちを繰り返すのがエリート官僚の愚かなとこなのよ。
自分の天下りのためなら、庶民を追い込む、それが財務官僚の生き様やからね。
いや、いろいろ聞くんやけどわからへんねんな。
なんでわからへんのよ、消費税で決まりでしょう?
ここへ来てな、新型コロナウィルスが経済を止めてるからや言うねん。
それやったら消費税ではないかー。
いまや中国が失速したらね、世界中が巻き込まれんのよ。チャイナマネーとチャイナリスクは表裏一体やからね。
その他になんか言うてなかった?
オカンが言うには、アメリカのウォールストリートジャーナルに、「日本は同じ失敗を3度繰り返した」って書いてあったというねんな。
それは消費税のことでしょう?! 5%、8%、そして10%、増税のたびに消費不況が来て経済は縮小、税収も減ってるのよ。消費税がなかったら、今でも日本は世界第2位の経済大国で通ってるのよ。
それはもう、消費税で決まりよ。
それがわからへんねや。
なんでわからへんの?!
オカンが言うにはな、この冬は暖冬やったからやと言うねんな。
それやったら消費税ではないかー。暖冬になるとね、コートも買わんし、エアコンも売れへんのよ。
それやったら消費税ちゃうわ。これ何が原因なのよー。
ウチのオトンが言うのにはな、みんながYouTubeばっかり見てるせいやと言うんや。
いや、ぜったい違うわ!
ありがとうございましたーー!!
日本、悲願の常任理事国へ
国連の常任理事国に日本とドイツが決定!
代わりにロシアが常任理事国を外れ、これで常任理事国は国連の成立以来、はじめて6ヵ国体制となりました。
国際連合常任理事国 ; 米国、英国、フランス、日本、ドイツ、中国
これまで、ロシアや中国がたびたび理不尽な拒否権を行使してきたため、国連の形骸化が懸念されてきました。
また、国連拠出金の額は日本が世界でも2番目であるだけに、「支払う意味がない」という不満の声が上がっていました。
今後は、中国を除くか、あるいは台湾と入れ替えることで、新たな6ヵ国体制へと変化していくことが予想されています。
中国の人権侵害に鉄槌
日本時間の今日、米国で下院・上院の中間選挙が実施され、大方の予想を裏切り、両院とも共和党が勝利をおさめました。
これに意を強くしたトランプ大統領は、さっそく新たな大統領令にサイン。中国が占領しているチベット、ウイグル、内モンゴル地区からの人民解放軍の撤退を命じました。
同地域では、朝鮮戦争時の混乱に乗じて中国共産党が軍事的に侵攻、不法に占領された状態が続いていました。
ウイグル人が住む村の近くでわざと核実験を行ない、人体にどれほどの影響があるかなどを調査する人体実験が、のべ69回ほど実施されていることが明るみに出ています。
近年では、ウイグル人を収容所に閉じ込めてDNAをチェック。海外の富裕層患者の臓器売買のリクエストに応じてドナー適合者を処刑し、臓器の違法な移植を行なってもいます。
この、金銭的な儲けを生みだしながらの民族浄化は、日本のマスメディアは一切報道していないため、欧米のメディアから非難の声が上がっています。
7年ぶりに帰ってきました!
これから、よろしくお願いします。
支持率を上げ、日本を再生させる簡単な方法
首相が交代すると、とりあえずは上昇する支持率。
しかし、それは小さな失敗の連続によって確実に下がっていくものだ。
派閥均衡の組閣で小沢派を慰撫したあたりまでは大目に見てくれた。
しかし、その後も、改革派の経産省官僚を辞職に追い込んだり、不要な公務員宿舎の建設をこっそりすすめたり。
明らかに間違ったことをしているのだから、支持率にもちらちらと反映されるのはあたりまえのことだ。
子供でもわかる失敗。
これを、大の大人がしでかしていく物語が日本の政治と行政だ。
だから、正しいこと、支持率の上がることが何か、は簡単かつ明快だ。
先の経産省官僚を、経産省の事務次官にすえればいいだけのことだ。
彼を中心に、財務省あたりでも冷や飯を食っている正義漢をさがしだして要職にすえる。
「正しいことをする役人だけが報われる世界」
これを標榜するだけでいい。
先の管内閣も、野田内閣も、財務省にきんたまを握られている内閣だ。
その呪縛をとけば、日本の政治と行政は別人のように変わり、先進国並みになれるかもしれない。
あとは、それを財務省に気づかれずに進めるだけでいいのだが…。。
ゆとり世代の政治家たち
もともとリーダー不在のこの国に、お飾りすらいない夏が来ている。
菅直人に「やめろ」というが、では代わりはいるのか。
野田?
おなじ何も知らない人なら、もう少し、顔のよい人を選んだらどうか。
前原?
悪くはないが、後ろには仙谷がいるのが致命的だ。
仙谷という非国民は、世が世なら強制労働30年なのだが、平和で甘いこの国のこと、野放しどころか政治家でいられる。
馬渕?
20名の推薦集まる?
小沢?
苗字が悪い。
海江田?
また泣くのでは?
樽床?
名前が発音しにくい。
適任者は、他党にもいない。政治ゆとり世代。リーダー不在のこの国で、経済すらも迷走する状況がとまらない。
彼が選挙に行かない理由
何度目かの参議院選挙が終わった。
当然、民主党の惨敗に終わった。近ごろ、民意もデジタル化しており、ダメとなると支持はがくんと下がる傾向にある。
ところで、あなたは投票所に足を運んだだろうか?
ひとりの男は言う。「私は投票には行かない」と。
彼の理論はこうだ。
よい政治家を選ぶ選挙というものを、ドッグショーにたとえてみる。
毛並みやスタイル、しつけのよい犬を皆で選ぶ、そんなドッグショーだ。
ところが、実際に会場へ行ってみると、出品されているのは犬ではなくてネズミばかりである。
多くは、真っ黒で力は強いけれど醜悪であり、平気で悪いことをするドブネズミ。
反対に、よく目につくのが、白くて見かけはキレイだけれど、なんの役にも立たない非力なハツカネズミ。
「さぁ、みなさん、お気に入りのワンちゃんに投票してください!!」
あなたはあきれてつぶやく。
「犬に投票をって、ネズミしかいないじゃないか…」
それでも、マシなネズミを選ぶのか、それとももうドッグショーへは行かないのか、それは、あなた次第。
そうそう、最近増えているグレーの養殖ネズミもいますよ。
奴らの特長は、官僚や政治塾上がりで理想的なよさそうなことを言うけれど、実は考えが浅く、実行力はほとんどない、というもの。ドブネズミににらまれただけで縮み上がってしまいます。
さて、男の言葉。「こんな選挙、1票の投じようがないよ。反対票、例えば小沢一郎にマイナス票を投じると小沢の得票数が1票減る、というシステムがあれば必ずいきますよ」
…こうして、まともな人、もののわかる人ほど投票に行かないこととなる。
いいえ。それでも、あなたは投票に行ってください。都市部の比較的所得の高いサラリーマン層が投票に行かないことで、逆に農民、漁民票や(もちろん1票の格差もあって)、土建、医師会、総連など組織票を取り込むための優遇政策が実施されていく土壌を生んでいるのですから。
消費税を議論すると…
菅新総理が、財務省の命を受けて消費税アップのアドバルーンを上げてみた。
しかし、失策続きの民主党政権の決定的となる失策になるこの増税。なぜダメか、をちょっとだけ書いてみた。
・日本人に消費税は適さないからダメだ
もともと貯蓄好きの日本人。最近の不景気で貯金もできていないが、行政が無策なこの国では家族と自分の貯金くらいしか頼るものがない。所得税が増税されても抵抗のしようがないが、消費税なら買物を控えて税金の支払いを減らすことが可能。日本人はすみやかに買い控えに入る。そして、ふたたび空前の消費不況が訪れる。
・けっきょくは税収が増えないからダメだ
財務官僚は消費税を1%上げると税収がいくら増える、と皮算用している。しかし、上に述べたように税収は机上の計算通りには上がらない。法人税の減税とペアで行った場合、対象層が違うこともあって、当面はトータルの税収は減りかねない。
・財務省は人の心がわからないからダメだ
前回、消費税を増税したのが1997年。翌年から空前の消費不況がはじまり、自殺者が一気に増えた。その増加分は、財務省が殺した人数である。今回も、やや薄曇りとなった景気の動向を踏みにじるタイミング。財務省に人の心を察する人間らしさはかけらもないのか。
・国の借金返済は口実に過ぎないからダメだ
「借金を返さなければギリシャと同じ運命」というが、ギリシャと違って日本の借金は親(国)が子供(国民)から借りているようなものであり、切迫感はない。借金もあるが、貸し金もあり、相殺で考えると3分の1ていどになる。さらに、特別会計などの埋蔵金も投入すれば、あっというまにそこそこ健全財政の国になる。
・金持ちに渡すカネを貧乏人から集めるからダメだ
その借金を返すために増税をするという。国にカネを貸している(国債を買っている)のは銀行、生保などである。そこへ大金を預けているのは資産家たちである。つまり、資産家の財布の安全を守るために、貧乏な人々から幅広くカネを余計に徴収します、という話なのだ。
・どうせ返済に回らないからダメだ
借金を返すといって増税をしておきながら、いっこうに返済せず、「またまだ無駄遣いできるじゃん」とほくそ笑む官僚たちの影がちらつく。税収が増えない結果も手伝い、ほとんど返済に回らないのは火を見るより明らかだ。
・税の国際化に意味はないからダメだ
諸外国は20%の消費税も珍しくない、などという評論家も多い。ただし、税率の高い国は、政治や行政が国民から信頼されているという背景がある。日本は政治も行政も低レベルなので、「税収は少なく、政府は小さく」が分相応である。
・収入のない人の負担が増えるからダメだ
所得税に手をつけず、消費税を増税するというのは、「収入のない人からとります」と宣言するに等しい。収入のない人、とは子供や年金生活者、生活保護者である。消費税を福祉財源に使う、などとうそぶいているが、福祉が必要な人たちから取り上げて、それを福祉に使うとは、右手で施しをしながら、左手で取り上げるようなものであり、無意味だ。
・行政のムダがあるうちはダメだ
人口が減少するこの国で、役人の数も国会議員の数も多すぎる。いずれも半減してからでないと、増税の議論に現実感はない。
・農家を取り込む政策だからダメだ
それでも…、自分をエリートと勘違いしている頭の悪い層が、消費税の増税を支持しているのがおもしろい。これは踏み絵のような物で、「消費税は上げるべきでしょ」などと居酒屋で語っているサラリーマンがいたら、そいつはまちがいなくおめでたいdeep shitだ。
一郎、勘違いする
もともと、選挙にも弱かった一郎である。
しかし、私にいわせれば、日本には政治家はおらず、いるのは選挙屋のみ。であるからして、選挙だけは経験を重ねていくにつれ、どんな無能者もコツを必死につかんでいく。
念のためいっておくが、一郎は超がつく演説ベタでもある。基本は角栄の名調子を真似ているが、とにかく聞きぐるしい。気の利いた言葉、心に残るフレーズを紡ぎ出すことは日本一の苦手。小泉さんの爪の垢を飲んだとしても、効き目がないほどの重症である。
ところが、たまたま自民党の敵失で勝ちを収めた前回の参院選挙で、「これだ」というものをつかんだと勘違いした。その後の衆院選でも民主党しか選択肢がなかったのだから、ネコが幹事長でも勝てた選挙だが、実体験は重要である。
政党に吹いた風と、小泉チルドレンの改善版を心がけることで、小さな脳みそしかない一郎にも勝てた。そのとき、他人のカネを背景に威張るしか能のなかった小男の脳みそにスパークが走った。
「おれの政界での居場所はここだったのか!」 (いいえ。勘違いです)
しかし、次の参議院選挙も自信満々だった、昨年末くらいまでは。
一郎は目をつむって考える。
・与党だから利権は確保できている。自民から利権と票を移動させることにも成功しつつある。
・だからカネは配れる。票を買って、チルドレンも飼える。
・民主には労働組合、日教組という確固たる組織票がある。
・国民新党の亀井を利用すれば郵政の組織票も入る。
・人気者=タレントを仕込むこともできる。
・民主は改革者のイメージがある。
まさに、無敵である。ところが、最後の1行で大きな誤算があった。政党支持率が大きく下がってしまったのだ。しかも、そのいちばんの理由は自らの土建屋の利権がらみのヤミ献金である。誰を叱ることもできない。
<次回に続く>
門前の一郎
「門前の小僧、習わぬ経を読む」という。「金庫前の一郎、権力を握る」という言葉もあるように思う。
田中角栄に気に入られ、たまたま金庫の近くに立っていた一郎。その後、竹下と一緒に角栄を裏切り、また金庫の脇に立つ。
その竹下も裏切り、やはり金庫の前に立ち続けた一郎。金庫番の腰ぎんちゃくにすぎなかった彼は、しだいに金庫番本人と勘違いされるようになる。
やがて、最大派閥の後ろ盾によって自民党幹事長になると、実際にカネを配る係りとして君臨する。
日本では政治とは選挙のことであり、選挙の武器と兵糧はカネである。だから、カネを配る係りは絶対だ。ときの総裁候補ですら、一郎の顔色を伺い、呼びつけられれば嬉々として事務所に参った(総裁戦時の宮沢喜一ら)。
経済はおろか政治にもまったく無知な一郎だが、角栄が敷いた土建利権をカネに換えるラインはうまく引き継げた。
しかし、所詮はミニ角栄、いやプチ角栄、いやいやナノ角栄でも褒めすぎの、ただの小太りのブ男である。ちょっと右寄りである以外は政策にはまったく暗い。
角栄の「日本列島改造計画」をパクッたタイトルの政策本を出版したときは、誰にゴーストライターを頼めばいいかすらわからず、結局はのちに小泉純一郎の政策ブレーンとなる専門家に書いてもらうという政策の方向オンチぶりを露呈している。
無能な割にカネを背景に態度がでかいものだから、まともな政治家からは嫌われる。そのため、自民党を追い出されることになる。
野党となると、なにをやってもうまくいかない。当然だ。カネの流入ラインが細っているから、一郎には何のとりえもない。ただ、過去の存在感があるのみ。
そんなダメ一郎が、居場所を見つけた瞬間が来る。前回の参院選だ。
<次回に続く>
この1000年で最悪の行政
田中角栄が首相だった時代から政治を見ている。
その間、たくさんの愚かな政策と政治判断、行政を目撃してきた。というか、日本において、行政とは愚かな判断と同義だ。
しかし、今回の子供手当ては、そのなかでもワーストワンのできばえだと思う。
なにしろ、日本に住んでいる日本人の子供に支給されず、海外に子供がいる在日外国人に支給されるのだ(注)。
さっそく、神戸に住む朝鮮人がタイ人の子供500人余を養子にとり、子供手当ての申請にやってきた。むべなるかな。外国人が多く治安の悪い大阪、兵庫だから、と手をこまぬいてはいられない。500人はともかく、5人くらいならザラに見られる蛮行となるのではないか。
役所の窓口で外国人が粘れば、役人は「別におれの金じゃないし。おれがいやな思いをすることもない。はい、支給!」となるかもしれないではないか。
「ムダな支出は減らします」が、聞いてあきれるギガクラスのムダ使いである。これでは、朝鮮・中国から犯罪がてら申請にやってくるかもしれない。
いやな世の中になったものである。それでも、民主党の世の中は続く。それについては次回に書きたいと思う。
(注): 日本人の両親が海外に赴任し、その子らを国内の祖父母などが養う場合、一切支払われない。