7月以降、暑さで冷房のない我が工作室は閉業状態で、ブログの更新もままなりません。
そんななか、GMから50周年記念として東武7820系を完成品で出すという暴挙。
最近のGMは高いはどうなんだろう、と思っていた僕には、GMのスピリットはまだ生きていたんだ。と実感できたうれしい瞬間でした。(とはいえ、7300もラインナップに加えてくれたら完璧なのにとも思いましたが。)
思えば、GMと私の付き合いも45年以上に及んでいまして、大山店でエメグリの103系(KATOのシーラカンスモデル)とGMのAU75を4両分買ったのが1979年の5月。
当時、KATOの103系はモハ103が2800円、その他は850円だったので、4両でも5350円で買えました。クーラーは一個百円(たぶん)だったので、5750円で常磐線の冷改103系4連が買えた訳です。
その年の11月には80系300番台が発売されましたが、当時、小学校5年の僕は果敢にこれにチャレンジ。そして大失敗に終わりました。
この時代、GMはキット用の動力は製品化されておらず、動力化にはしなのマイクロ製の動力ユニットを使う必要がありました。(エンドウ製動力ユニットが出るのはもっと後)
しなのマイクロという会社は、紆余曲折を経て今のマイクロエースのご先祖ということになるようですけど、1980年ごろのしなのマイクロ社は、真鍮エッチング主体のどちらかといえばニッチなメーカーで、マニアックな電気機関車(ED15、EF17、ED27、ED42など) など、今ならともかく当時の鉄道少年たちには見向きもされないようなラインナップのメーカーでした。
今でも我が家には、ED15がいますが、シンプルなつくり故か、今でも快調に走ります。
僕はED42が大好きなのですが、今ならワールド工芸で出来の良いキットが手に入ります。ですが、僕が欲しいのはしなのマイクロのED42なのです。
しなのマイクロの製品には、欲しいと思わせる魔力みたいなものがありました。子孫に当たるマイクロエース社でも、しなのマイクロ社製品の復刻とかできないものでしょうか。
(追伸:117系なら要りません。)
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。