埼玉県狭山市柏原
成功体験をたくさん積んで
自信がつき音楽力も人間力もアップ!
中山ピアノ教室 中山恭子です。
パシフィックフィルハーモニア東京第152回定期演奏会
10月4日@サントリーホール
指揮:飯森範親 ピアノ:角野隼斗
に行ってきました。
1971年生まれの作曲家トーマス・アデスの『ピアノとオーケストラのための協奏曲』の日本初演。
現代音楽というと調性も拍子もなくて難しい!
という勝手なイメージがあったけれど
ワクワク感いっぱいの楽しく美しい曲でした。
変拍子・複雑なリズム・ジャジーなノリなどを楽譜にすると
読み取るのが難しくなるのが常ですが
スリル感もありながら楽しげにノリノリな演奏。
譜読みから、一体どのくらいの期間でここまでに仕上げるの
しょう?プロはすごいな〜
そして3年前、角野隼斗さんのリサイタルに行った時の
驚きを思い出さずにはいられません。
まずチラシの写真が違いすぎて笑びっくり!
2018年にピティナコンペティション特級グランプリを受賞後、
初のホールリサイタル。私はピアノ発表会会場候補にしていた武蔵ホール見学を兼ねて、たまたま行ったのですが驚きの連続でした。
当然ながら美しい演奏。
東大大学院卒で七三分けの髪型、真面目そう〜
な雰囲気が漂っていました。
が、アンコールはファジルサイのトルコマーチや本人アレンジの『赤とんぼ』 わ〜こんな一面があるのねぇ。
そして「今日、YouTubeを見て来てくださった方はいますか?」という彼の問いかけに手をあげている若者たち。
かてぃん名でYouTube活動している事をその時初めて知った私は、
確実に時代は変わったのだと感慨深いものがありました。
クラシックの音楽家は大抵どこかの音楽事務所に所属して
広報をお任せするものでしたが、これからは演奏家自身が
発信していく時代なのだな〜と。
素敵ですね!
これがあまり得意ではない自分は、少しでも見習いたいと思うのでした。