先週末から2泊3日の合宿が神戸総本部で行われました。


中山台道場からは珍しく四名も参加が有り、参加者からはタメになった!など概ね好評でした。


最終日の一般クラスは小林師範の講座で締めくくられました。


私は少年部の担当だったので話は聞いていませんが、武道とは?を掘り下げた素晴らしい内容だったと聞いています。


武道は礼儀を重んじます


それは野蛮な暴力と紙一重の術を磨くからこそ、その術を扱う者の人間性を高める必要が有るからです。


私は道場で、キチンと挨拶が出来ない人には空手を教えないと伝えています。


挨拶も出来ない何を考えているのかわからない人に危険な技を伝授して罪無き人を傷付ける片棒を担ぎたく無いからです。


残念ながら、勝てば正義!な指導者も少なく無いのが空手界の現実です


ですが、将来稼げるスポーツでも無い空手で組手や型で優勝を沢山したからなんだというのでしょう?


大切な事は目標を持ち、それに向かいどれだけ一生懸命に取り組んだのか?


ライバルや仲間がいるからこそ切磋琢磨出来る事の喜びや感謝や尊敬こそが大切ではないでしょうか?


今までもそういう精神的な事を伝えてきたつもりですが、これからの時代はよりそういう部分が大切になると思いますので、これまで以上にスキルを扱うメンタル面の指導を注視していきたいと思います。