思い出したこと続き | 認知症の義母と暮らしてました

認知症の義母と暮らしてました

今年、85歳になる義母は認知症です。昨年からうちに引き取り同居しています。義実家の片付けもあります。
ようやく特養に入り義実家ももう少しです

皆様、いつも沢山のいいねと
ありがたいコメントを頂き
ありがとうございます!








昨日は思わぬ皆様のお言葉に
びっくりやらありがたいやら
ありがとうございます







今日書くこと
せっかくのいい話に
水を差すようなことかもです
どうしても湧いてくる気持ちがあって
別にだからといって
書かなくてもいいのだけど、、、
そう、平蔵さんのおっしゃる通り
吐き出したいんです
macochanさん
でもね、でもね、、、、です
みなさんお許しくださいねm(__)m
ブラックふうこです







叔父叔母は30年以上も
穏やかに仲睦まじく二人で暮らし
少しずつ老いていく段階で
何かと不自由が増えていったけれど
お嫁さんが買い物や食事、通院など
サポートされてました
決定打となったのは
叔母に透析が必要になったこと
透析の日はだるくて動けない
おいお茶と言うだけの叔父の
面倒をみるのが困難になり
回りの勧めで叔父は老人ホームへ
(当時の叔父の年齢は90歳)
叔母は在宅でサービスを使いながら
お嫁さんが通って、、、
とほんとに理想的な介護だったと







そしてなによりもなによりも
この叔父叔母は性格がほんとに温厚で
いつも穏やかな笑顔で優しく
話し方も静かで穏やかで
回りの人にもいつも優しくて
いつも感謝の言葉を口にしていたこと
がほんとに大きいと思うのです








笑い話ですが
叔父叔母は誰でも受け入れて
たまにいくと見ず知らずの人を
家に上げてお茶をしていたり
ご飯時は一緒に食べてたりもして
びっくりすることもあったり(笑)








年老いて出来ることが少なくなって
どんどんお世話になることが増えても
強がることも拒否することも
いじけることもなく
ありがたいありがたいと言って
素直に世話をさせてくれたし
叔母は自分でできることは最後まで
さっさとやっていたし
それを誰かが手伝っても
素直に受け入れて固執することもなかったし
回りからのさりげないサポートを
自然に受け止めていたし
勿論介護拒否なんて皆無で
叔父もホームを拒まずにすんなり入り
叔母もヘルパーを歓迎し
みんなが気持ちよく暮らせる方へ
ほんとに自然に進んでいった
ヘルパーさんや回りのしてくれることや
お嫁さんがしてくれることには
一切文句を言わずに
ありがとうありがとうと、、、、
だからお嫁さんは大変だったけど
いやな思いをしたことがないって
言ってたな
みんながいい人だった、、、、
そういえば叔父の葬儀のときには
老人ホームのスタッフの方々まで
来てくださっていた
もうすぐ100歳という大往生で
親族はしんみりするくらいなのに
スタッフさん大号泣で、、、、
看取ってくださったから余計かな、、、
叔父はほんとに人に好かれる人だった
そこのホームも何度か面会に行ったけど
結構酷い認知症の方ばかりで
叔父と話してる私にまで絡んできたり
怒鳴られたりとすごかったから
スタッフさんは大変そうだった
いつも穏やかな笑顔で静かにそこにいて
文句も言わずそして素直な叔父は
そんなスタッフさんたちの
癒しだったんだろうと思う






この叔父叔母のまわりには
こんな心暖まるいい話が
いくらでも書けるくらいに
山盛りあります






「認知症じゃなかったからやん・・・」





はいブラックふうこ
そんな理想的な介護が出来たのは
「認知症じゃなかったからやん、、、」



昨日のブログを書いている間中
頭の中をリフレインしていた




叔父叔母は
クリアだったし、、、
下の世話もなかったし、、、
介護拒否もなかったし、、、
感謝の気持ちも言葉もあったし、、、
いつも笑顔で穏やかで、、、
ほんとにかわいいおじいちゃん
おばあちゃんで、、、



認知症でも
せめて素直に受け入れてくれたら、、、



そんなだったらふうこだって
もっと優しく丁寧に介護できたさ
そんなだったらふうこだって
ずっと一緒にここに住んでたよ
そのつもりで家を直したんだから
そんなだったらふうこだって
えげつないなんて言われずに済んださ
(まだ根にもってる(笑))
そんなだったら、、、、、、
どんどん湧いてきて、、、、
言い訳みたいで子供じみてますよね
わかってます



義母とは真逆で正反対で
月とすっぽんの差がある
考えると羨ましすぎて色々考えて
頭がおかしくなりそうな気さえする









二人が認知症だったら
どうなっていただろうか、、、
それでもやっぱりあのお嫁さんなら
しっかりやり遂げたろうなとは
思うけど、、、、
決して嫌みとかでなくて
おんなじには行かないよねって
思ってしまうブラックな自分がいる










今回はふうこの身内のことなので
思い出して供養だなんて言いながら
こんな思いもあったこと吐き出したくて
正直な気持ちを書きました
せっかく昨日に
うれしいコメントを頂きながら
ほんまにごめんなさい
気分を悪くされたらごめんなさい


















ふうこのひとりごと
読んでくださりありがとうございます