企業内で新価値創造する方法
来月発売の福祉用品「レステップ」「シェイクバンド」を大阪の展示会に出展
ブースに来た同業他社の人達は「何でこんな安く売り出せるのですか?」と口を揃えた
さすがに同業のエンジニア。商品を見て価格の相場感が分かるのだ
通常、企画部署から仕事を受け設計や評価を実施するが、その際専門の開発会社へ業務を委託する
その結果、委託費や開発会社が発明した特許使用料など様々なコストがかかり高い商品となる
しかし今回の商品はそれら全てが社会貢献としてオンされてないのである
社内外から有志を集め、それぞれの専門性を生かして開発。特許も自分達で出願しているため使用料も発生しない
それぞれ別々の分野のプロフェッショナル
唯一共通するのはボランティアを通じて車いす生活者の苦労を目の当たりにしている点だ
そこには「業務」や「報酬」を超えた「誰かの役に立ちたい」という思いがある
職業を生かした社会貢献「プロボノ」とは社員のマインドを変え、必要とされている物を世の中に提供するためのスキームなのかもしれない