「はらあやの 無∞力なりの武者修行全国ツアー」初日が広島CAVE BEで行われた。
この武者修行ツアーは、昨年12月27日に念願の全曲フルバンドアレンジのアルバム「無∞力」をリリースしたはらあやのが、自身の無限の可能性を引き出すためにひとりだけで全国を回るツアーを自ら提案したもの。この初日の広島を皮切りに、山口、小倉、松山、大阪、名古屋を夜行バスを乗り継ぎ一週間半で回る、過密日程で観光する暇もない武者修行の敢行だ。

登場前に早くもあやのコールが沸き起こるなか、オープニングのSEとともにはらあやのがステージに登場。会場はSEに合わせたクラップで一体感に包まれる。はらあやのが「HIROSHIMA,are you ready?」と会場を煽るとさらに大きな歓声が沸き起こった。

「東京から来たはらあやの、広島に初上陸しました!」との挨拶に会場から歓待の声と拍手が挙がる。
東京と広島は陸続きなのでは?というオーディエンスの疑問を打ち消すかのように、アンサーソングとして「Deeepsea」を歌い始めるはらあやの。そう、たとえ地理的には陸続きでも、心と心の間には深い海がある、それを私ははらあやのサウンドで取り払いにきたのだ・・・自ら進んで過酷なツアーに身を投じた決心を憎しみに転化し熱唱するはらあやのに対し、広島のオーディエンスは目いっぱいこぶしを振り上げコールする事でそれに応えた。

続いて疾走感溢れるサウンドの「誘惑」。広島を訪れ、もみじまんじゅうの度重なる誘惑についに打ち勝った勝利の凱歌をほこらしげに高らかに歌い上げる。
間髪を入れず、アルバムのリード曲にもなっている「A to Z」。会場のオーディエンスのボルテージは最高潮に達する。「進み方が分からずとも、私はただただ進む」という歌詞の内容は、まるで夜行バスの乗り方も分からないのに無謀にも全国ツアーに挑む自分の姿に重ね合わせているようだ。

最後はもっともパワフルなナンバー「願い星」で広島ツアー終了を惜しむオーディエンスの拍手と歓声に送られ、この日のはらあやののパフォーマンスは終了となった。

今後、はらあやのの対バンツアーはこの広島を皮切りに、山口、福岡、愛媛、大阪、名古屋、埼玉、神奈川、千葉、宮城、栃木と全国11都市を回り、2月24日には東京下北沢でワンマンライブを行う予定。
これだけ熱いステージパフォーマンスを魅せながら、本ツアー中はほとんど夜行バス泊との話で、汗臭くはならないのだろうか?と心配してしまうところだが、現地で銭湯やスパを探し汗を洗い流しているそうなので、安心してライブ後の特典会に参加して欲しい。