当ブログの運営方針と行先に関する記述
当ブログでは、一部のページの先頭で車両写真を載せている以外は、全て列車の行き先方向幕の写真のみを掲載している。方向幕やLED表示の表示パターンは何通りも有り、最近の車両はLED表示にすることにより多くの表示を可能としている。
行先のなかには、例えばJR中央快速線での「快速東京行き」は早朝深夜を除き見ることが出来る行先もあれば、「快速三鷹行き」のようにその路線では限られた回数でしか見ることが出来ない行先がある。中央快速線での快速三鷹行きは、土休日の朝に1本が設定されているのみである。
珍しい行先のことを「レア行先」「珍行先」と呼び、趣味とする人も少なくない。レア行先は全国各地に存在し、撮影することが困難である場合もある。
当記事では「レア行先」として紹介する。レア行先は、その路線で運転される列車の中で少ない行先や種別のことを差す。地方のローカル線では本数自体が少ない場合があるが、これはレア行先とはしない場合が多い。例として、特急成田エクスプレスの高尾行きは1日2本のみが設定されており、新宿行きや横浜行きが1日10本以上運転される中ではレア行先として扱われる。しかし、山田線の普通上米内行きも1日2本のみが運転されているが、山田線の盛岡駅発車回数は1日6回のみであり、これはレアとも言えない、とすることがある。
レア行先は、次のような状況下で発生する。なお主に首都圏の列車を例に上げる。
・入出庫を目的としたもの
例:山手線 池袋行き 東京臨海高速鉄道りんかい線 東京テレポート行き
朝や夕方のラッシュを終え、車庫に入庫する列車は、車庫最寄りの駅まで運転してから入庫する場合がある。運転は朝ラッシュが終わる朝9時~11時頃、夜21時以降が多い。
・深夜滞泊を目的としたもの
例:都営新宿線 各停瑞江行き
車庫から終着駅が遠い場合などに、列車を駅に滞泊させることがある。早朝に車庫から列車を回送させてから運用を開始するよりも効率的である。瑞江行きの場合は本八幡駅のホームが1綿2線しか無いことから設定されている。
・地方都市におけるラッシュ対応
例:外房線 誉田行き 上越線 渋川行き
都市の中心駅から周辺の駅まで向かう列車。ほとんどがその駅で折り返し、中心駅に戻る。例の列車は共に朝夕に誉田、渋川へ向かい、そのまま数十分後にそれぞれ千葉、高崎へと折り返す。
・設定本数の少ない優等列車
例:寝台特急、急行、夜行快速など
これはレア幕としない場合もあるが、現在の寝台特急はほとんどが1日上下各1本ずつ運転されている。またカシオペア、トワイライトエクスプレスなどは臨時扱いとなっている。
・事故、節電などによる運用変更によるもの
例:東京メトロ副都心線 通勤急行 千川行き 京王線 急行 桜上水行き
鉄道は事故が起こると、その発生駅まで行かずに途中駅で折返しを行うという体制が取られることがある。このような場合に普段は見られないようなレア行先が表示される。あまり喜ばしいと思えることではないが、このようなときにしか見られない幕も多い。
また震災後の節電ダイヤでは、小田急の各停海老名行きなどのレア行先が見られた。
このほか、花火大会や大規模な催事が行われる場合もレア行先が見られることがある。
これらのレア行先は、定期列車であれば時刻表を用いて簡単に見つけることが出来る。
市販されているJR時刻表、JTB時刻表などの路線時刻表では、列車が中途半端な所で=マークが付けられ、終着となっている列車がレア行先である場合が多い。試しに上越線上りのページを開いてみると、最後の方に「越後湯沢駅」の手前「石打駅」で終着となっている列車がある。石打行きの列車は1日1本のみ設定されているレア行先である。
駅で掲示されているような駅時刻表では、凡例を見ながらレア行先を見つけることが出来る。例えば、JR東日本ホームページの時刻表で「川崎駅」と検索し、平日、土休日どちらでも良いので「京浜東北線・根岸線 蒲田・品川方面(北行)」を押してみよう。0時台に「上」という文字が書かれた列車を見つけることが出来る。これが深夜に1本のみ設定されている各駅停車上野行きである。このほか、土休日14時台に青色の文字で「快 赤」と書かれている列車もある。これもレア行先で、土休日1本のみ設定されている快速の赤羽行きである。
このように簡単に見つけることはできるものの、撮影することがなかなか難しいこともあるのがレア行先の面白いところである。
中山快速は、一生を行先学という学問に捧げ、全ての行先を撮影することを目標として当ブログを運営していきたいと思う。