神宮会館・神宮ばら園で「ばらの花」を見ていて浮かぶ言葉は、
「丹精」という一言です。
ばら園の係りの方は、時間を掛け、一株一株のばらの具合を見極めながら、
愛情を込めてばらをはじめとした植物を育ててらっしゃいます。
ご質問をさせて頂くと、とても熱心に解かりやすくご回答していただけます。
係りの方のお人柄や心を込めて植物に接しておられる真摯な姿に心を打たれます。
花々ものびのびと健やかに育ち、立派な花を咲かせています。
動物や天然石、植物とコミュニケーションを取るテクニックを使う際には、
どうしても、その人の”エゴ”が入り込んでしまうケースが多い様に思います。
けれども、ばら園の係り員の方々のご様子を拝見すると、
極々自然に触れ合っていらっしゃるのがよく分かります。
素晴らしいですね。
花からも、そして係りの方からもとても大切なことを教えて頂けたような気がします。