近所のツツジも満開なので、どこかいいところはないものかと考えて、
あまり情報はなかったのですが、都バスだけで行けそうなので、
東京大学大学院理学系研究科附属植物園「小石川植物園」へ向かいました。
500円の都バス1日乗車券を購入し、
向島二丁目~言問橋~根津駅前~白山二丁目とあまり本数のない路線を乗り継いで到着です。
入園料は400円、バスはそれ程込み合ってはいませんでしたが、
メトロ茗荷谷駅や都営地下鉄白山駅からも徒歩圏内ということもあるのか、
途切れなく入場者がいらっしゃいます。
根津神社とか六義園や小石川後楽園へ行こうかとも思ってのですが、
何となく落ち着いて植物に触れられそうな気がして、「小石川植物園」を選んだのは、
わたしにとっては、グッドチョイスでした。
他の来場者もカメラ片手に熱心に花の写真を撮られたり、
ご家族連れで散策されていたりと、とても良い雰囲気でした。
園内には、ごみ箱はなく、飲食は可能なのですが、ごみは持ち帰りのルールになっています。
お手入れも十分に行き届いてはいるのですが、人間の観賞用に整備しているわけではないので、
自然自生の状態により近いかたちですから、花の蜜を求める大きな蜂たちもブンブン飛んでいたりと
23区内の住宅地域の中にいることを忘れさせるような環境で植物に接することができました。
ツツジはまさに、満開で、種類も多種のものが咲いており、大変悦びを感じながら、
ゆったりと時間を気にせず、鑑賞できました。
暖かい晴天の下で、綺麗に咲き誇る花々を観ていると
自然の創造物の調和バランスの完璧さを改めて実感できたような気もします。
豊かで、実りある一日になりました。