こんにちは
2022年1月13日、司法記者クラブにおいて、河合弘之 弁護士(←リンク)とともに記者会見を行いました。会場は満席であり、当事件への社会的な関心の高さを物語っていました。
YouTubeに動画を公開したのでぜひ御覧下さい。
※リンク(↓)
特に、動画の「6分58秒〜:日英の親子法制の違い」を御覧頂きたいと思います。
当事件の実態を一言で説明するならば、「”子どもの権利”を粗末にする日本の親子法制を悪用した大企業と大手法律事務所による児童虐待」であり、その裏付けとなる具体的なエピソードを述べました。
記者会見で強調したのは以下の2点です。
<要点>
◆ミツカンが組織ぐるみで行った私と息子の引き離しは国際法違反の児童虐待である。英タイムズ紙(海外大手メディア)が当事件を告発報道(←リンク)していることもそれを裏付けている。
◆ミツカンと森・濱田松本法律事務所は、”子どもの権利”を粗末にする日本の親子法制を逆手に取り”親子引離し”を行った。
倫理観の欠落した大企業(ミツカン)と大手法律事務所(森・濱田松本法律事務所)が問題なのは明らかです。
他方で、国際法違反の児童虐待である”親子引離し”に罰則を設けていない日本の親子法制にも問題があると言わざるを得ません。
「違法じゃないから親子を引き離しても構わない」と考える人たちがこうして実際に存在することがその顕れ(あらわれ)です。
”子どもの権利”を粗末にする国は国際的な評価が下がるため、国益のためにも早急な法整備が必要だと考えます。
なお、この日の記者会見は反響が大きく、同日夜、ワールド・ビジネス・サテライト(テレビ東京)が当事件を報じました。
<ワールド・ビジネス・サテライトによる報道>
続いて、ニュースサイトのSAKISIRUが報じました。当事件の本質を突いた記事だと思います。
<ミツカン父子引き離し事件、「子どもを連れ去った者勝ち」の日本は、子供の権利条約違反だ / SAKISIRU>
※リンク(↓)
皆さまの暖かい応援によって、少しずつですが、着実に、「“ミツカン父子引離し事件”は深刻な社会問題である」との理解が広がってきたように感じます。
改めて、心より感謝を申し上げます
早いもので、気づけば4月ですね。
つい先日は、さくらが満開なうえに天気も良かったため、散歩をかねて、国立新美術館で開催中のメトロポリタン美術館展(↓リンク)へ足を運びました。長期戦に備え、ストレスに負けないよう適度に息抜きをするよう努めております。
僕の体調を気遣って下さるお声を頂戴しました。ありがとうございます
季節の変わり目で気温差の大きい日々が続きますが、皆さまにおかれましてもどうぞご自愛くださいませ