こんにちはビックリマーク

 

6月1日、FCCJ(外国特派員協会)で記者会見を行いました。

 

<会見の様子>

 

以下のYouTubeで僕の会見をご覧頂けます。

 

(↓リンク・30分47秒〜です) 

 

 

ミツカン父子引離し事件の被害者として、ミツカン森・濱田松本法律事務所による組織ぐるみの”親子引離し”について話しました。

 

そして、大企業と大手法律事務所までもが児童虐待を行っている日本の惨状を訴えました。


会見後、FCCJの幹部の方がランチに誘って下さり、以下の感想を聞きました。


 

(ミツカンと創業家が行っていることは)アフリカの小国の独裁者のようだ

 

ヨーロッパであれば犯罪だろう

 

 

率直で的確な感想だと思います。EUでは、組織ぐるみで親子を引離して会わせないなど考えられないそうです。

 

国際ジャーナリズムの世界で活躍されている方のご意見として、とても参考になりました。

 

※同幹部は、僕がYouTubeに投稿した英語の動画を見て下さりショックを受けていました。英語での拡散が可能な方はぜひ御覧下さい。

(↓英語動画のリンク)

【Full Ver.】Mizkan Founding Family Feud - Major Japanese Corp. Separates A Father From His Son 

 

その後、僕は、「ヨーロッパであれば犯罪だろう」との発言を裏付ける情報を調べました。

 

そして、アイルランド(EU加盟国)の記事に、「子どもが持つ”親と接する権利”を侵害すると投獄される可能性がある」との内容を見つけました。

 

地方裁判所判事(写真↓)が、インタビューで、

 

「”子どもの権利”を侵害する親は、法廷において私の前で深刻な問題に直面する」

 

「私には彼らを投獄する権限がある」

 

と明言しています。

 

 

(↓記事のリンク)

 

 

要するに、

”子どもの権利”を尊重する国際感覚に照らせば(少なくともEUの一部では)、ミツカン森・濱田松本法律事務所が行った組織ぐるみの”親子引離し”は犯罪として投獄される可能性があるということです。

 

ミツカンの海外売上比率は50%超であり、また森・濱田松本法律事務所はHPで自らを「日本発祥の国際的法律事務所」と吹聴しています。

 

つまり、表面上は”国際的”に見えようとも、その実、蓋を開ければ、国際法を無視した人権侵害・児童虐待を行なっている組織だということです。

 

 

以下、僕が実際に記者会見で話した内容です。

 

少し長いですがご覧頂けましたら幸いです。

 

 

<詳細>

In 1994, Japan ratified the Convention on the Rights of the Child. However, children's rights are not protected in this country. In my case, a major Japanese food manufacturing company, Mizkan, and a prominent law firm, Mori Hamada & Matsumoto worked together to separate me from my son. I would like to explain my case in detail.

(1994年、日本は”子どもの権利条約”を批准しました。しかし、日本では”子どもの権利”は保護されていません。私の事例では、大手食品メーカーであるミツカンと、大手法律事務所である森・濱田松本法律事務所が共謀し、私と息子を引離しました。)

 

Recently, in response to criticism from the EU Parliament, the Japanese government set up a special council to review the status quo for the rights of children in Japan. Ironically, the council is headed up by Mr. Takashi Uchida, a lawyer affiliated with the abovementioned Mori Hamada & Matsumoto Law Office, the very same law office that orchestrated my separation from my wife and son. I don't think they are in the position to make fair judgments with respect to the rights of children. It could be said that a wolf is guarding the hen house.
(最近、EU議会からの批判を受けて、日本政府は、"子どもの権利"についての状況を見直すための特別委員会・法制審議会を設置しました。 皮肉なことに、同審議会は内田貴氏(←リンク)によって率いられています。同氏は、前述の、まさに私と息子を組織ぐるみで引離した森・濱田松本法律事務所の客員弁護士です。”子どもの権利”について、彼らが公正な判断を下す立場にあるとは思えません。 「オオカミが鶏舎を守っている」ようなものです。)

 

※私は、内田貴氏と森・濱田松本法律事務所の関係を指摘しました。法務省の法制審議会は”日本における子ども達の未来”を方向づける重要な組織ですが、同審議会の会長を務める内田貴氏は、ミツカンに児童虐待を助言した森・濱田松本法律事務所の客員弁護士です。つまり、同法律事務所から金銭を受け取り極めて近しい関係にあることを物語っています。

 

My own experience has shown me that the rights of parents and children are completely different in Japan and the UK. In 2017, I appealed to the UK courts for visitation rights. I won my case in 2018 and the court laid out guidelines for multiple visits with my son in the UK and Japan, and weekly visits on the Internet. In addition, my UK legal representative advised me that : If I moved to the UK, I could meet my son once every two weeks with accommodation on weekends and spend half of my son's summer and winter vacations together.

(私自身の経験から、日本と英国では”親と子の権利”が全く異なることが分かりました。 2017年、私は、息子との面会権を求めて英国の裁判所に訴えました。 2018 年、私は権利を勝ち取り、同国裁判所は、英国と日本における、私と息子との複数回の面会、およびインターネットを通じた毎週の交流のガイドラインを定めました。 さらに私は、英国の法定代理人から次のようにアドバイスされました。「あなたが英国に引っ越した場合、2 週間に 1 回、隔週末に宿泊を伴った交流ができますし、息子さんの夏休みと冬休みの半分を一緒に過ごすことができます」)

 

On the other hand, Japanese court's decision was totally different. They said that, once every six months, I could be with my son for only an hour under the supervision of a third party. Both countries have ratified the Convention on the Rights of the Child, but their understanding of a child's rights is totally different.

(他方、日本の裁判所の決定は全く異なっていました。 日本の裁判所は、「半年に1 回、第三者の監督下で1 時間だけ息子に会える」と言いました。日本と英国は共に”子どもの権利条約”を批准していますが、”子どもの権利”に対する理解は完全に異なります。)

 

※ 私は、全く同じ事案を日英双方の裁判所に持ち込みました。その結果、”子どもの権利”を粗末にする日本の法制度が浮き彫りになりました。

 

Even though I won the British trial, things didn't improve at all. The Nakano family have not honored the UK court’s order so I haven’t been able to see my son. Just as Mizkan had done in Japan – they refused to honor a court decision that was made in my favor.

(私はイギリスでの裁判に勝訴しましたが、事態は一向に改善しませんでした。中埜家は英国の裁判所の命令を尊重しなかったので、私は息子に会うことができませんでした。 ミツカンが日本で行ったのと同様に、彼らは、私が勝訴した英国裁判所の命令を無視しました。)

 

I have described the details of my case, in English, in a video I posted on YouTube yesterday. Please take a look. Thank you very much for taking the time today to hear my story. It means a lot to me.

(昨日、”YouTubeに投稿した動画”で、私はこの事件の詳細を英語で説明しました。 《パネルを見せながら》ぜひ動画をご覧ください。本日は私の話を聞いて下さり、誠に有難うございました。 これは私にとって大変意味のある会見です。)

 

(↓英語動画のリンクを再掲します。上記と同じものです。)

【Full Ver.】Mizkan Founding Family Feud - Major Japanese Corp. Separates A Father From His Son 

 

 

”ミツカン父子引離し事件”の根本的な問題は、ミツカン(創業家)と森・濱田松本法律事務所に倫理観が欠落していることです。

 

一方で、”子どもの権利”を粗末にする日本の現行制度にも問題があります。

 

欧米に倣い、親子引離しに厳罰を科す制度を作らなければ、第二・第三のミツカン森・濱田松本法律事務所が出てくるはずです。

 

そして、僕と息子のように、無理やり引離されて涙する親子がでてくると思います。

 

国際社会の一員として、果たしてこのような状況を放置したままで良いのか、多くの皆様に公正にご判断頂きたいと思います。

 

 

いつも暖かい応援を下さり、

誠に有難うございますお願いキラキラ