※ 本日の記事は、前回の記事の続きですので、

まだ読まれていない方は、

ぜひ先に、2-66(←リンク) をご覧ください。

 

 

 

それは、

 

 

2014年12月19日 午前9時、

ロンドンの

僕たち夫婦の自宅でした。

 

※ 詳しくは後述しますが、上記の時間(午前9時)が重要になります。

 

 

僕が普段

書斎として使っていた部屋に、

以下の4名が集まりました。

 

 

 

中埜和英 

ミツカン代表取締役会長

(義父・創業家である中埜家の8代目当主)

 

 

中埜美和 副会長

(義母・和英会長の妻)

 

 

中埜聖子 専務

(僕の妻・会長夫妻の娘)

 

 

K島 常務

 

 

 

ここで話し合われた内容は、

美和副会長(義母)の次の発言に

凝縮されています。

 

 

 

【美和副会長】

あれ(大輔)は

ミツカンから追い出すべきだって

家からも追い出すべきだって

 

 

(大輔は、男児が生まれて)

棚ぼたで美味しい思いしていたのが、

また急になくなる

 

 

※ 実際の発言です。僕は義父母の破壊行為から家族を守る目的で、録音をしていました。

 

 

 

極めて露骨な発言ですが、

むしろ義母の本心が垣間見えたことで、

僕は妙に納得したことがありました。

 

 

すでにお話したように、

義母は、

僕たち夫婦の息子の生後5日目に、

 

 

 

(従わなければ)

離婚が絶対条件

 

 

殴られるくらいじゃ済まされない

 

 

※ 詳しくは2-39(←リンク)を御覧ください。

 

 

 

と僕たち夫婦を脅して、

養子縁組書類に無理やりサインをさせましたが、

 

 

僕はこれについて

気になっていたことがありました。

 

 

 

義母による

攻撃的な言動の動機は

何なのだろうか

 

 

第一子(待望の男児)を出産した直後の娘に、

「離婚が絶対条件」

と言い放つのは明らかに異常である。

 

 

義父とは違って、

義母だけがこのような言動をする理由は

何なのだろうか?

 

 

 

そして、

これに答えをもたらしたのが、

棚ぼた 発言だったのです

 

 

男児に恵まれなかった義母からすれば、

結婚してすぐに息子を授かった僕たち夫婦が、

棚ぼた に見えていたのでした。

 

 

これを裏付けるエピソードとして、

僕は、義母と先代の奥様(和英会長のお母様)との嫁姑の確執を耳にしたことがあります。

 

 

先代の奥様(義母の姑)は息子3人(和英会長が長男)と娘1人に恵まれた一方で、義母は娘2人で、男の子を産まなかったことから、姑 から相当いびられたようです。

 

 

そして、その後の世代交代を機に、 姑 を隠居房に追いやりようやく権力を得たのですが、自分が行ったのと同じことを僕からされるのではないかという恐怖心があったのではないでしょうか。

 

 

中埜家の血族外である義母にとって、同じく血族外である人間(つまり僕)は、それだけをもって敵視の対象だったのでしょう。

 

 

そんな中、

自身の地位を危うくする男児(孫)の誕生が 

この感情に拍車をかけ、

 

 

義母は、

男児(孫)の親権を奪うことで、

この恐怖心を解消しようとしたのでしょう。

 

 

 

棚ぼた 

 

追い出せ  

 

離婚が絶対条件

 

殴られるくらいじゃ済まされない

 

 

 

との発言の裏には、

 

 

嫁姑(血族外)の争いや

男児がいなかったことへの

"怨念" にも似た感情があったと推察されます。

 

 

実際、

これを裏付ける決定的な発言が

この後 ありました。

 

※ 次回の記事でお伝えいたします。

 

 

 

さて…

 

 

 

“僕を追い出す方法” について

義父(和英会長)は、

義母(美和副会長)に意見を聞きました。

 

 

 

【和英会長】

美和、

なんか(大輔を追い出す方法が)あるかな? 

 

 

【美和副会長】

(解雇するよう)

会社側として粛々とすることなのではないでしょうか?

 

 

 

これに対して、

K島常務と妻は、

解雇はやり過ぎであると制しました。

 

 

 

【K島常務】

(大輔は) 

育休期間中で、

これが1年間取れるという制度になっています。

 

オフィシャルに解雇という形にするのは難しい。

 

周りの影響を考えても

(解雇は) 良くないと思います

 

 

【美和副会長】

そうすると、今は (大輔を) 放置して、

一年後の…

(育休明けを待つのはどうか?)

 

 

【妻(聖子専務)】

一般職なので、

そこ (解雇) はやらないほうが私はいいとは思っています。

 

※ すべて実際の発言です。僕は義父母の破壊行為から家族を守る目的で、録音をしていました。

 

 

 

大輔を解雇して追い出そう との提案は、

娘(妻)と部下(K島常務)によって、

“待った” がかかったのでした。

 

 

そして、打ち合わせの結果、

僕の処遇について、

和英会長の次の言葉でまとまりました。

 

 

【和英会長】

(大輔を)

片道切符で日本の工場か配送センターか工場へ(飛ばす)

 

※ 実際の発言です。僕は義父母の破壊行為から家族を守る目的で、録音をしていました。

 

 

 

そして…

 

 

 

これまでの前提が全て覆る

衝撃の発言があったのは、

この後でした

 

 

 

〈美和副会長〉

引用元:fuji-tv