今日はあいにくの雨。
ここぞというときはいつも雨が降る。
舞台は墨田区きってのインターナショナルタウン、錦糸町。
夜、不気味な存在感を示すスカイツリーに背を向け一軒目へ急いだ。
何をしにここに来たか。ジビエを食べにきたのだ。
鹿、熊、うさぎ、獣の肉を食うという行動に対して既に俺は興奮していた。
早くビールを飲まなければ、頭にはそれしか思い浮かばなかった。
マタギ東京、今日の1軒目だ。
開口1番でビールを頼み、まずはおすすめの鹿肉を頼んだ。
乾いた喉をビールで潤すと、さっそく現れた鹿肉の串焼きを頬張った。
赤味、筋肉が肉感を増長させたまらなく美味しい。
次に頼んだのはうさぎ肉だ。
幼少期、飼育委員だった俺にとって、うさぎ肉を食べることは禁忌に近かった。
だがもう止まることはできない。
おそらく足だと思われる部位を一息に食べる。
鶏のようなさっぱりした味わいが広がる。
この時すでに、6杯のアルコールを摂取していた俺は鹿とうさぎに敬意を払い
ながら店を後にした。
さて、2軒目はどうしようか。あの安い中華料理に行こう。
すぐさま行先を思い付いた自分をほめてやりたい。
思い立った俺は、店を目指し怪しげな路地に歩を進めた。
しかし路地には東アジア系と思われる女性達が俺の道を阻んでいる。
そう、錦糸町では必ずこの人たちにエンカウントしてしまうのだ。
強気で道を進む。俺はピータン豆腐とハイボールを飲みに行くのだから。
女性たちが耳元で呪文を囁く。。
そこで俺は....
fin.
Today's 短歌
キモチイイ マッサージアルよ マッサージ
ああ悲しき哉 男の性よ
次回へ続く