選んでもらいました!⤵
2019年、妻が癌で他界。
残された自閉症息子と父
その日常生活や思いなどを
綴ります。
息子:特別支援学校の中3
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(息子)
自閉症スペクトラム
療育手帳A判定
現在、特別支援学校 中学3年
発語はなく、
言葉のコミュニケーションは難
だが、言われていることは、
ほぼ理解できてます。
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時々、思うことがあります。
それは、うちの息子の頭の中では
言われた言葉は、どういう風に理解されているのか?
例えば、毎朝の登校時に、靴のかかとを踏んずけて
スリッパのようにして歩いてるときに、私が
「きちんと踵を入れて靴を履く」というと
対応して踵を入れて靴を履きます。
これが、「靴!」と言っても 「踵!」 と言っても
靴を履き直します。
なので、単語として理解してるのか?
言葉として理解しているのか???
それとも、毎回言わるので、「あ~またか」的に
理解しているのか???
制服のシャツのボタンにしても
「ボタンはめて」 でも 「ボタン!」でも
ボタンをはめるし・・・
この前は襟が立っていたので、「襟を直して」と言うと
ボタンを閉めようとしてました。
なので、単語ではなく雰囲気なのかなぁ?
それとも、外国語を勉強しだすと、最初はいくつかの
単語が聞き取れて、次第に文として言っていることが
理解できるようになるのと似てるのかなぁ?
聞いてみたいけど、答えられないものなぁ・・・
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息子の問題行動に対してどう対応したら、どうなったか?が本になってます。
妻が癌になり私たち家族に起きた、あれこれを書きました。
その結果、テレビ取材を受けました。