2023年始まりましたね~!
前回ブログを書いてから、ありがたいことに、無事コラボ企画3連発開催できました♡
特にクリスマスコンサートは演者さんたちの素晴らしさもあって、なんと61組135名のご参加…!
ひろばを開いても誰も来なかったりせいぜい2~3組程だった時期を思い出して、目の前に広がる会場いっぱいの親子に震えました(笑)

ほんのひと時でも、親子の居場所になれたなら嬉しいです。



一時保育も、11月・12月と開催してそれぞれ2人、延べ4人のお子さんをお預かりしました。
そのうち1人は、子育ての輪メンバーKちゃんが児童館で知り合った方。

Kちゃんが子連れで児童館で遊んでた時、居合わせた0歳ママさんに声かけたら「ずっと誰ともしゃべってなくてしんどい…」ということだったそうです。そこで、ひろばと一時預かりを勧めたら来てくださったと!
ひろばでたくさんおしゃべりして、次のひろばで一時保育利用してくれて「一人でマッサージ行ってきました!本当に癒されました」と♡
ああ、よかった~~~
これからも細々とですが、毎月続けていきますよ♪



そしてそして。
年明けからはまた新たな取り組みをスタートしました。
その名も「なかママEats」!!!我ながら素晴らしいネーミング(笑)

子育ての輪を立ち上げた当初から、メンバー同士でずーっと話してたことがあります。
それは、『特にしんどい状況の人にどうやって支援を届けるか』。
ひろばやイベントで救われる人はもちろんいる。でも、そこに出ていくのすら難しいレベルの人もいる。
忙しさや育児疲れなどで行けない人と、そもそも情報をつかめない人とありますが、そういう人たちまで届く活動ができないか。
何度考えてもなかなか難しくて、とりあえず『ちょっと頑張って外に出てみようかな』と思ってもらえる魅力的な企画と、積極的な告知や子育て情報配信を!とやってきたんですが、やっぱりどこか「足りてない」もどかしさも感じていました。


そんな中、昨年9月のことです。
ベビーシッター業もやっている子育ての輪メンバーのSさんから、メンバーLINEグループにメッセージが。
「○○区の子育て支援情報知ってる人いませんか?最近通っているシッティング先で、赤ちゃんと孤独で煮詰まってるお母さんがいて」
「出産直前に引っ越してきて、お友達もおらず土地勘もなく大変そう」
「外に出るちょっとしたきっかけがあればと思うけど、疲れちゃうとその一歩が難しいよね」
「産後ケアなどもホームページだけだとよくわからなくて躊躇っちゃうみたい」
「孤独でつらいからごはんを一緒に食べて欲しいって言われたけど、職務上NGなので心苦しいけどお断りしちゃった」
…そんな内容。

気持ちが痛いほどわかって涙出そうでした。
赤ちゃんとの生活は未知のことだらけ。未知のことって疲れます。
あれもこれも全部初めてのことをしている生活の中で既にいっぱいいっぱいになって、「お出かけ」という未知に挑戦する気力もなくなっちゃうの、本当よくわかる。
それでも、それはそれでしんどいというのもよくわかる!!
誰かと話したいよね。気分転換したいよね。だけどどこにも行けないんだよね。つらいよなーー😢😢


このときをきっかけに改めて考えたんです。
やっぱり、ひろば開催だけでなく、外に出てこれないお母さんにも何かできないか。
多分本当にほんのちょっとのきっかけでいいんだよね…。

そこで考え付いたのが「なかママEats」です。

 

「ごはんを一緒に食べて欲しいと言われた」というのがなんだかすごく切実に感じて。
自分のワンオペ時代を振り返ると、一番心身削がれたのはごはんの時間だったんですよね。
我が子が2歳&0歳の頃なんか特に、お昼ごはんをまともに食べられませんでした。
食べこぼしだらけのお兄ちゃんと離乳食食べない妹。そもそも幼児食と離乳食の用意でいっぱいいっぱい。
それこそ子育てひろばなどに行って誰かと話したいと思っても2人連れて外に出ることすら大変で、食べこぼしの残骸を前に残された離乳食を自分のお昼ごはんとして食べながら、孤独感・無力感に打ちひしがれてた…

そんな中でせめて誰か一緒に食べて欲しいっていうの、すごくわかる。
最近は子ども食堂も増えているけど、やってるのは夜ですよね。当時は夜よりも昼ごはんが孤独でした。


あとは個人的に、家という密室に籠りっぱなしでのワンオペ育児環境には以前から危うさを感じているのもありました。
家の外との繋がりがないリスクって大きいと思う。たとえそれがワンオペ親本人の希望だとしても。
特に非就労親だと職場の人との繋がりなどもないし、幼稚園入園まで3~4年間も家庭育児期間があります。
その間の外と繋がる場ってそんなに丁寧に用意されておらず、自力で地域イベントを探して参加するとか、児童館行って自分から声かけて友達作ったり職員さんに覚えてもらうとか…でもそれってすごく労力かかるから、やりたくてもできない人もいっぱいいると思う。

だから、親も子も守るために、ある程度家に入り込める子育て支援があったらいいなと思っていました。
でもどうやるのかは難しいよな、とも…。支援者側・支援を受ける側、どっちの立場に立っても本当に難しい。
訪問支援といえばシッターや家事代行だけど、がっつり人を家に入れるのに抵抗ある人は多いし、私自身シッターや家事代行呼ぶための受け入れ準備でかえって疲れてしまった時あります。ある程度掃除したり、依頼する作業内容考えたりなど、ね。ルーティンになっちゃえば楽なんですけど。

その中で明石市のオムツ宅配は結構いいなと思ってました。
受入れ準備不要で、家まで来てくれて、大丈夫なら玄関先で帰すこともできるし、支援に繫げてもらうこともできる。
これがただの訪問ヒアリングだったら呼ぶのも受けるのもちょっと面倒くさいなってときもあるけど、「オムツを受け取る」という必要作業があるから来てもらいやすい。


そういうのをぐるぐる考えて行きついたのがお昼のお弁当宅配案なんです。
出前なら日常的で気軽で頼みやすいし。食事という家事育児で避けられない部分をサポートできるし。届けるだけ~玄関先おしゃべり~家の中でお手伝いまで希望に合わせて支援できるし。
少しでも「近所の先輩ママ」との繋がりを得て、足や気持ちが外へ向くきっかけになって、ひろばなどにも出てこれるようになったら良いなと!



思い立ってすぐメンバーLINEに相談してみたら「それいいね!!欲しい!!」となって。
ホームページ何種類か作ってみて、メンバー同士でお試し注文してみたり、家事代行やってる友達や社協さんに個別宅訪問時の注意点など教わったり。

そうしてこの度、ぬるっとスタートしてます。
当面は私と副代表のまゆちゃんの2人で対応できる範囲で細々やるので、一旦不特定多数に告知はせず、子育ての輪公式LNEとひろば内での告知に留まりますが。ブログは見てる人少ないから書いちゃった(笑)



ということで、中野区中部・北部在住で、家で未就園児育児中のお母さん。
疲れた時や孤独な時、あとはちょっと体調悪いなーなんてとき、気軽に頼ってくださいね^^
支援サービスを使う!と気負わず、ただ出前頼んでるとか、近所のママ友についでの買い物頼むくらいの感覚で。
私たちもそのくらいのつもりでゆるくやっていきまーす!

 

なかママEatsホームページはこちら★