「う...んん...」
苦しそうな声が、ぽてりとした潤くんの赤い唇から漏れた。
みんなの楽屋とは別の小さな部屋に置かれたソファー。
そこにぐったりとした潤くんが横になってる。
額には氷嚢がのせられてて、また熱を出したんだと気づいた。
恒例の夏のコンサートが終わった日。
みんなで戻った楽屋に潤くんの姿は無かった。
ついさっきまでみんなでハイタッチして、お疲れさまー!!って言ってたはずなのに…。
目だけで楽屋の中を見渡すと、マネージャーが1人こそっと楽屋のドアから出ていった。
俺は隣に立ってたおーちゃんにトイレって言って、マネージャーの後を追った。
廊下に出たらちょうどトイレのある方の廊下への角を曲がってくマネージャーが見えて、俺は何気ない風を装って通りかかるスタッフさんに挨拶しながら角まで進む。
そっと顔を出して覗いたら、3つ目のドアを開けて中に入ってくのが見えた。
中に入ってすぐに出てきたマネージャーはこっちに歩いてきたから、トイレ行ってくんねって言ってすれ違う。
「早く戻って下さいね」って言う声にはいはーいって適当に返事をして、さっきマネージャーが入っていったドアへと向かう。
ドアの前でキョロっと周りを見回して誰もいないことを確認したら、そっとドアノブを回してドアを開けた。
そこで、うなされながら眠る潤くんを見つけた。
ギュッと握られた白い手を、上からそっと包んだら少しだけ握る力が緩んだ。
そっと頬に触れたら火傷しそうなくらい熱い。
本当はあんまり丈夫じゃない潤くんは、年末や忙しいスケジュールが続く時に必ず熱を出す。
本人もそれをとても気にしていて、いつも薬を常備してるからみんなから松本薬局なんて呼ばれたりしてる。
少しでも丈夫になろうと身体を鍛えて、食事も気を使ってる潤くんは、やっぱりプロフェッショナルで。
俺はそんな潤くんがずっと好きだ。
「潤くん....」
ぽろっと零れた声にハッとして潤くんの目を見ると、ゆっくりとその瞼が震えて熱で潤んだ瞳が現れた。
「カズ...」
包んだままだった手が、潤くんの手にギュッと握られる。
「好きだ」
...................
....................
「.......え?」
「カズが好きだ」
潤んだ瞳が俺をじっと見つめて、答えを待ってるようにきらめいて。
「俺も....好き」
重なった唇が熱くて、どうしようもなく好きだと、胸が苦しくなった。
「......ズ、カズ?」
「....ん?潤?」
「おはよう」
目を開けるとまつげバサバサ、眉毛くっきりの俺のイケメン王子の瞳が俺を見つめてた。
「なんだ...」
「なんだって何だよ」
ちょっとだけ面白くなさそうな潤が可愛い。
愛情表現がストレートでずっと変わらない人。
「昔の夢見てた…潤が熱出して寝込んでた」
「変な夢見るなよ」
「そう?可愛かったよ?」
「可愛いのはお前だろ」
ほら、いつだって甘い人。
いつの間にか俺より大きくなって、華奢だった身体は逞しくなった。
熱もそんなに出したりしなくなったし、泣きそうな顔はもう見られない。
あのキスから付き合いだした俺たちは、いつも潤の小さなヤキモチやワガママに俺が合わせていたけれど。
それもいつの間にか無くなって、今は俺が甘えてばかり。
それだってもちろん幸せだし、嬉しいけど…でもさ。
「カズ?どうした?」
「潤、好きだよ」
ねぇ。
素直じゃない俺は、たまには甘えてなんて言えないけど、その代わり全力で潤に甘えるね。
そしたらきっと、潤もワガママ言ってくれるでしょ?
俺にだけって、約束だもんね。
おしまい♡
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
じゅーーーん♡
35♡
はっぴぃばーすでーい
(∩´∀`∩)💕
お誕生日のお祝いを今年もすべりこみで(笑)
いつも嵐のことを1番考えてくれてる潤くん。
ストイック潤で
MJで
いつだってスタアなアナタが大好きです。
アニバーサリーな1年を迎えるにあたって、きっと忙しく過ごしてるんだと思います。
お身体を大切に。
健康第一♡でがんばってくださいね。
これからも大好きです。
応援する気持ちが届きますように(*´³`*) 💕
お誕生日のお祝いを今年もすべりこみで(笑)
いつも嵐のことを1番考えてくれてる潤くん。
ストイック潤で
MJで
いつだってスタアなアナタが大好きです。
アニバーサリーな1年を迎えるにあたって、きっと忙しく過ごしてるんだと思います。
お身体を大切に。
健康第一♡でがんばってくださいね。
これからも大好きです。
応援する気持ちが届きますように(*´³`*) 💕