happiness 182 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!






「もしもし、お待たせしました」



そう言って電話口に出てくれた先生に、昨日の夜のことを話す。


突然かずが怒り出して、暴れて俺に襲いかかったことを話して、どうしたらいいのか相談したいって言うと「じゃあ明後日の夕方空いてますので、来ますか?」って。


明後日って、そんなに待てない。


また今夜とか明日にああなったらどうすんだ。

俺、どうしたらいいのか分かんねぇし、潤みたいにすんのは無理だし。



「あの、昨日かずカッターを振りかざして俺に馬乗りになって。俺、そういう時どうしたらいいのか分かんねぇから。今日とか、なるべく早く相談したいんですけど」



とにかく、なんとか早く先生に対応策を教えてもらいたくて必死で話した。


そしたら「分かりました。明日の朝一番に予約入れましょう。少し待ってもらうかも知れませんが朝一番で来てください」って言ってくれた。



それだけでかなりホッとして、先生にありがとうございますって何度も言って電話を切った。


薬は同じように今夜も明日の朝も飲ませるようにって言われたことも、ちょっと安心できる材料になる。



薬はどうしたらいいんだろうって、さっき思ったけど先生が毎日毎回きちんと飲ませることが一番大事なことだって言ってたから、それを信じて。

いつものように用意しておいたら、かずは当たり前みたいに飲んだから逆に良かったんかなって、心配になってたところだった。



病院は9時からだから、それまでかずが暴れなくて済むように気をつけよう。


何に気をつけるのかよく分かんねぇけど。

でも、スマホの音は鳴らない方が良いのは分かる。


昨日のきっかけは間違いなくスマホだった。


普段から仕事の用事以外は松にいくらいしか電話してくる人もいないし、着歴見てこっちからかければいいだけだから昨日の夜から音もバイブも切ってある。


あとは何だ?


なんかきっかけになる事があるんだろうけど、分かんねぇからかずから目を離さないようにしようと思った。



かずがよく眠ってるのを確認して、自分の部屋からスケッチブックと画材を色々取ってきて、かずの隣でまたかずを描く。


1時間くらいで目を覚ましたかずは、俺のスケッチブックを見てその午後を過ごした。


夕方かずがしょうが焼きを作ってる時に潤が帰ってきて、潤はかずの手元を一生懸命見て「やっぱ俺には自炊は無理かも」って呟いててちょっと子どもみたいで可愛いなって思ったりして。



飯を食いながら潤が「今日明日の出発は無理そう」って話す。


大学に提出する書類とか色々やることあって、ご両親にも一度顔見せなさいって言われたらしい。


嫌そうな顔して「明日行ってくる。もしかしたら泊まってくるかもしんないから、またメールか電話するわ」だって。



食後にケーキをだしたら潤がめちゃくちゃ喜んで、3人で自撮りで写真を撮った。


潤はケーキも写真に撮ってて、ずっと嬉しそうにしてて。



コーヒーを飲みながら、3人でリビングから月を見て潤が色々話すのを聞いてた。



夜が更けていく中で、潤のいなくなる寂しさと不安が頭から離れなかった。