大宮夫婦 結婚しようよ 30 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



「マジで!」

「すげー」

「超ラッキーじゃん」

「よっしゃー!」




15周年の記念のライブを、デビューの地ハワイでやれることになってから、俺たちは潤くんを中心に準備を進めてきてた。


当初の予定だとライブと沢山のレギュラー番組の収録だけで終わりそうだったけど、最後に歌番組の生中継が入ることになったことで、少しだけフリータイムが出来たってきいて。

俺たちは会議室で思わずやったー!って叫んでた。


もちろん、デビューの地でライブやれるだけでも嬉しかったけど、フリータイムあるって聞いたらやっぱりテンションあがる。


海外に5人で行くのも久しぶりだし、乗り物が苦手な俺としてはちょっと憂鬱だけど、それでも楽しみの方が強かった。



ハワイに向かう前のスケジュールはみっちりで、久しぶりの忙しさにちょっと疲れてたのか、飛行機ではほとんど寝て過ごした。


着いたそうそうから撮影が始まって、15年前に行ったところに行って、同じポーズで写真を撮る。


俺はずっとさとしと喋ってた。


覚えてないこともあったけど、あの時も俺はさとしのことばっかり見てた。


あんまり話さないさとしが気になって、心配でずっとそばにいた。


少しでも笑ってくれると嬉しくて、一生懸命話しかけたなぁって、健気だった自分を思い出して苦笑いする。



それからあの時乗った船に乗って、またさとしと色々話して。


あの時船酔いで死にそうだった俺は、ずっと下の船室で寝てて、心配したみんなが入れかわり立ちかわり様子を見に来てくれたことを思い出す。


結局、船酔いは治まらず、俺はマスコミに向けて手を振る時に立ってることも出来なくて、1人だけ座って手を振った。


それでもよろけてしまう様な最悪の状態だった俺をさとしが心配して、ぴったりと横に立ってくれたんだよなぁって懐かしく思ってたら、やっぱりちょっと船酔いして。




「かず、大丈夫か?顔色悪いぞ」

「ん.....ちょっと気持ち悪い」

「撮影、あとちょっとだから。終わったら船室で休もう」

「ん.....ごめん」

「謝るな。大丈夫だから」

「ん」



まだ撮影してるけど、いつもと同じように2人で話してる。


オンエアにのっちゃう時もあるけど、俺たちはいつも2人で色んなこと話してるから、スタッフも気にしないし、もちろんメンバーも気にしてない。



ふふって、2人だけの合図を送りあってまだ続いてる撮影に気持ちを向けた。