♡大宮夫婦番外編♡monster 8 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




散々笑った私たちが落ち着いた頃、翔雅がそーっと差し出したのは、そらと私の大好きなPonジュース。



「とりあえず、これ、お詫びの印です。まりんが、ひまちゃん誘ったりして、マジでスミマセンでしたっ!」

「ちょっと、やめてよ。なんで謝るの?ひまちゃん可愛いんだからいいじゃん」

「お前、このタイミングで言うか、それ」

「本当の事だもん。金髪だって似合ってるよ」

「もー!お前は黙ってろっ。そら、ごめん!」



翔雅が謝りながら、まりんの頭に手を乗せてぺこりとさせてる。


そらは当たり前だ!みたいな顔で、頷いてジュースを受け取ったから、二人に座ってって声をかけた。



「とりあえず、ソファー座ってよ」

「あ、そうだな。座っていいぞ」

「なんでそんなに偉そうなのっ!」

「当たり前だろ」


「そら」
「ひまちゃん」


また言い合いになりそうなところを、まりんと翔雅の声でハッとして、思いとどまる。



「これ」

「うん」


そらから、大好きなPonジュースを受け取って、キッチンでコップに注ぐ。



ソファーから翔雅の声が聞こえてきた。


「え?あれで通じんの?相変わらずスゲーな」

「普通だろ」

「普通じゃねえよ。なあ、まりん」

「んー、しょーまはちょっと鈍ちんだもんね」

「はあ?俺のせいかよ」

「そうかも」

「お前らも、相変わらずだな」



私もジュースをお盆に乗せてソファーへ。


みんなの前にコップを置いたら、そらが「飲め」って言ってる。



「うお!やっぱうめー」

「うん。美味しいね」

「そら、どう?」

「美味い」

「そら!ジュースに免じて許して!」


手を合わせて、拝むみたいに翔雅が謝ってるけど、そらはまた、文句言いそうな顔してる。


「あのなあ、ジュースは受け取るけど、そんなに簡単に許せることじゃないぞ!」

「もういいじゃん。大体、なんでそんなに怒ってんのよ」



私の言葉に目をまん丸にしたそらは、口を尖らせてムーっとしてから口を開いた。



「あのさぁ、お前はどうゆうつもりなの?」

「なにが?」

「自覚ないわけ?」

「だから、なにが?」

「本当にわかって無いのか」

「だから、なんなのっ!」

「怒るなよ。怒りたいのはこっちの方だわ」



そらの声が急に低くなって、はあーってため息をついたから、なんだか怖くなってしまって下を向いた。


そしたら、私の頬にそらの手があてられて、そらの方を向かされる。



「な.....に...?」

「こっち向いとけ」

「離してよ」

「離すわけないだろ。お前は、俺のだろ?」

「そらっ!」

「なんだよ?」

「それは.....」

「俺、隠すつもり無いぞ。俺とお前のこと」



やけに男らしい顔できっぱり話すそら。

そんな顔ズルイ。


本当にズルイ。