shake it 4 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl小説ですが、末ズ風味が強めです。
それでも良いよーって方、お読み下さい。
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「なあ、カズ。今日時間ある?」


打ち合わせが終わって、帰り支度をしてるカズに声をかけた。


「ん?あるよ。何?」

「久しぶりに、飲みに行かない?」

「あ、みんなで?」

「いや、ふたりで」


一瞬、訝しむような顔をして、すぐにその表情を消すと、チラッと大野さんを見て、俺に視線を戻した。


「良いよ。行こっか、潤くん」


もう、くしゃっと笑ってる。
この笑い方の時は、カズが素の時だ。


大野さんを見て、その顔するってことは、二人の間では何か、通じあったんだろうな。



それが、なんとも羨ましくて、俺とは?って考える。



俺とはコンサートの時がそうだよな。

ピンチの時、カズは必ず俺を見て、俺の指示を待ってくれる。

その場を繋ぐことも、一瞬の目の動きだけでわかって、やってくれる。



大野さんとのアイコンタクトは、それとは違った。

当たり前だよな。


ふたりは長くつきあってきたんだから。






店について、カズが食べられそうなものを、適当に注文する。


ビールで乾杯して、すぐに赤くなるカズの肌は、男とは思えないくらいすべすべしてる。

本当に、綺麗なんだよな。


癖のない、すっきりした顔立ちは、衣装や髪形、たまにするメイクで雰囲気を一変させる。

時に、メンバーでさえ驚くような変化を見せるんだ。カメラマンや編集者、そして、沢山のファンが虜になるのも無理はないだろう。


それでも、一番魅力的なのは、洗いたてのさらさらの髪で、大野さんの隣で柔らかく笑っているときの顔だ。



カズ、お前が幸せそうに笑ってるから、俺は前よりどんどんお前を好きになるんだ。



「それで、潤くん。何か話したいこと、あるんでしょ?」


俺を見るカズの目は、全部分かってるって言ってるみたいで。

薄めの茶色の瞳が、キラキラしてる。


「うん。なんで話あるってわかった?」

「何となく?そうかなーって。さとしもそう言ってたし」

「大野さんも?」

「うん」

「そっか」



やっぱり、大野さん。俺の気持ちに気づいてたんだな。


それなのに、俺とカズを二人きりで、飯に来させてくれんのか。



大野さん。

でかい男だな。