夜尿症は、乳児・幼児で個人差があり、ある程度の年までは、しょうがないでしょう。逆に神経質になったり躾と言って叱ることは逆効果です。それよりも、オムツに頼り過ぎず幼稚園の年長になってきたら漏らしたことや、濡れたことを自覚できるようにすればよいと思います。最近のオムツは肌が荒れず心地良い(私の頃は、布のオムツでした。)のが逆に漏らすことに違和感を覚えずにオムとが外せるのが遅れたり、夜尿症が長引く一因とも思われます。また、小学校に入学してからも夜尿症が治らない場合は、精神的な緊張が要因になっている可能性があり、ある程度の運動と行うと共に、習い事や塾などの過度のプレッシャーを減らすことが大切であると思います。特に本人が一生懸命にやる気になって勉強したいと言っていても、身体は正直なので様々な症状が出てしまうことが少なくありません。

 したがって、このような要因になっている環境を、子供言葉だけを鵜呑みにせず、身体を慎重に診ながら充分に心の支えになり、生活環境を作ってあげて欲しいと思います。