6
そして歩いて周りを見回しても何も変わらない画一的な世界が広がってるばかりだ
ただ空間で目が覚めた時に比べてワイヤーの動きがなくなったとかんじた
箱の中身は分からないし外からじゃ見当もつかないただ触って確かめてみたいがワイヤーが
邪魔だし、ワイヤーに触ったら警報が鳴りそうで箱には触れない
歩くのを一旦止めて箱に触れてみようそう決めた
ワイヤーの手前で少し考えている、本当に触ってよいものかどうか?
何かが起きないか心配なのはあるが触ってみたくなる衝動が瞬発的に沸いた
意を決して触ろうとした瞬間ワイヤーが見たことない高速で目の前を通り過ぎた
完全に触ろうとした瞬間に狙い撃ちしたなと思った
しかしその後は何事もない感じだったので箱を触ってみた
ただの箱だった、少し冷たくて見た目と同じだ、重さは若干重い
この箱はいったい何なのか?と思った
5
この空間は直感的に歩いても歩いてもきりがない気がしたが
歩いてればどこか行き止まり的な何かにあたる予感も入り混じって感じた
ただ歩いてるだけでもつまらないので何か喋るか歌うかしようとおもった
しかしずっと自分ひとりでこの空間にいる時から言葉を発してない事に気が付いた
それになにか他の何かに感づかれる気がしてそのことをためらった
ただぐるぐるしても空間の形状は変わらない?
気がしたので直線的に歩を進めることにした
すぐ出れるかもしれないし出れないかもしれない期待と不安が自分の心をグルグルと
たすきがけで交差する感覚が分かった
後は事がいい方向に進んでくれればいいそう思った
4
重くやや熱めの頭を押して空間を歩いてみることにした
頭のせいで全体をみるのは億劫だが見てみると若干長方形かなと感じた
ワイヤーはねずみ色っぽく、そして銀色っぽいかんじがした
その奥のワイヤーのまた奥に銀色の箱が綺麗に並べてある
普段は好奇心旺盛なので触りたいという感情が発生するはずなのだが
全然そんな事思わなかった
箱が積んであってそれが通路みたいになっている
空間の端っこは天井高く箱を積んでいるが中の通路は箱を積んでいる高さはたいしたことない
少し歩いたがどうなっているかわからないがわかった気がした
そうだ次の空間に行こうそしてここから出よう
心は決心した
