中村江里子過去ブログ -3ページ目

2010年1月14日(thu)

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今、とってもホッとしているところです。
特にこの2週間くらいは、緊張のあまり胃が痛かったのです・・・。
今週の月曜日に、およそ40人ほどのフランス人の前で、10分間、フランス語で話をしました。
生活には困らないとはいえ、私のフランス語レベルはフランス人の幼稚園生並です。

と、緊張しているわりには、フランス語の勉強をするとか、スピーチの原稿を考えるとか、そういうことは全くせずに、ただただその日が近づくのを胃が痛い思いをしながら待っていたわけです。
最悪は私の横にいる知人が助けてくれるだろうと勝手に思い込み、気を紛らわせていたのですが・・・、いざスタートしたら、まあ自分でも驚くくらいよく口が回るのです!!

やっぱり、パリ生活でおしゃべり力がかなり鍛えられたようです。
とはいえ、そこにいらした方の何%の方が私の話を理解したかどうかは不明ですが・・・。
そして同じ日に、2月末に出版になる本の、原稿などの確認作業が終わりました。
まだ、この先も最終的な作業はあるのですが、とりあえずはホッ!!

さて、先週の6日水曜日はEpiphanieでした。毎年この日はカソリックのキリスト御公現の祝日なのです。
といっても、その日が祝日というわけではなく、今年は3日の日曜日がそれにあたりました。
6日を境にクリスマスツリーを片付け、またgalette des rois (ガレットデロワ)というガレットを食べます。
ですから、今年は3日から今に到るまで、よく「我が家でお茶をしましょう!!ガレットを食べましょうよ。」とお誘いがあります。
ガレットの中には、陶製の小さな人形などが入っていて、切り分けたガレットの中にこの人形が入っていた人が王冠を被ることが出来るのです。
そして、女性だったら王様を(男性を)、男性だったら女王を(女性を)一人選ぶのです。
切り分けたガレットが誰のところに行くのかを選ぶのは、そこにいる人たちの中で最年少の人。

我が家だと、息子です。彼がテーブルの下に入り、私が切り分けたガレットを指して、「これは誰?」と聞きます。
「パパ」と言ったら、それはパパの元に・・・。
そうやって手元に渡ったガレットをドキドキしながら(子供たちは)食べます。
すると、中から人形が出てくるんですね。

水曜日は娘の幼稚園で、両親を招待して、子供たちと一緒にガレットを食べるというイベントがありました。フォトがクラスの様子です。
子供たちは自分たちで作った王冠を被って、おいしそうに、そしてパパやママたちが一緒なので、嬉しそうにガレットを食べています。
私は娘のお友達が持ってきてくれたガレットを食べて・・・、なんと中から人形が出てきました。
今年2回目です!!
ガレットはパン屋さんやケーキ屋さんで売っていますが、今のところ私たちの中で美味しさNo.1は、トロカデロ広場にあるCARETTE。私の本でも何回か紹介をしています。
来年、この時期にパリにいらっしゃる方は、パン屋さんやケーキ屋さんで買ってみてくださいね!!

ところで、今年は6日から一斉にソルド(セール)が始まりました。
ここ数年、夏も冬もセールのタイミングを逸している私でしたが、今回はパリにいる!!
とはいえ、まだ何も買っていません。
必要なのは、スープ皿。今、使っているバスタオルなどの色違い。子供服くらいかな?
来週あたりには、人出も落ち着くと思うので出かけてみようと思います。
もう少し暖かくならないと・・・、何だか家から出たくなくなってしまいます。

それでは、良い週末を!!

2010年1月vol.1

昨年の11月に、日本で見つけたお気に入りをダイアリーでご紹介しました。
このgravityはノンジーさんというデザイナーの作品の一つですが、ご紹介したらとっても多くの方からお問い合わせがあったようです。
あのような、一体、何だか全く分からないフォトだったのに・・・。
というわけで、今回はこんな感じでつけているというフォトを掲載します。
シンプルな黒のパンツに黒のVネックのセーター。
ここにこのgravityを加えるだけで、華やか度がアップします!!
フォトがあまり良くないのですが、実際につけているとかならず「何ですか」と聞かれます。
動くたびに、プリーツの下についているコロンとしたアクセサリーの重みで伸縮するんですね。
我が家でのディナーの時も、ぎりぎりまで準備や子どものことで慌しくしていて、着替える時間がない時でも、さらっとかけたらそれでOK!!
ただし、グラスを洗ったりする時は、取るか前に下がっている部分を後ろに回して仕事にかかります。
お問い合わせ先はwww.fanafare-fanfare.comだそうです。





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2010年1月7日(thu)

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みなさま、2010年になりましたね!!
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2010年がみなさまにとって、心穏やかに、心豊かに過ごせる一年であって欲しいと心から願っています。

昨年末、色々な方から(日本人だけでなくフランス人も)2010年はうお座にとって最高の年!!と聞きました。
うお座の私はもうそれだけで気持ちが豊かになっています。
いわゆる雑誌などの占いページを見なくなり、気にする余裕もなくなってから10年近く経ちます。
でも、気をつけた方が良い!と言われれば、何となく頭のどこかに注意信号が出てくるし、良い!と言われれば、色々な意味でポジティブになります。

そして、今年の私のテーマは、「信じる」です。
自分のことを信じる・・・。自分の体や心の声に耳を傾け、自分の思う方向を信じたいなと思っています。
色々なことが不安定な時は、情報に惑わされるし、人の言葉に惑わされるし、どちらにしてもネガティブになりやすいですよね。
私もそうです・・・。でも、自分が不安定なのは良くない。
「これで良いんだ!!」と信じて、ひとつ一つのことに関わっていきたいと思っています。

さて、今回の年越しは、シャンパーニュ地方にある友人の大~~~~きな家で、大人16人、子ども10人で過ごしました。
つまり8カップルということなのですが、みんなが泊まれるなんて凄いでしょう?
購入してから既に6~7年経っているのに、大きすぎてまだまだ完成には程遠い状態。
しかも彼らは今はスペインに住んでいるので、中々、工事が進まないのです。
本来、年越しは静かに過ごしたい派の私ですが、とっても楽しめました。

31日、パリを出発する前に東京の家族に電話をしました。
フランス時間の午後4時が、日本の夜中12時なので、その時に電話をするのですが、田舎の家では携帯がつながらない可能性があるので、早めに電話を入れてから車で出発!!
案の定、人里離れた(?)友人宅は、インターネットは勿論、携帯もほとんどつながらない状態で、フランス人グループはかなり困っていました。
12時と共に、みんな、家族や友人たちに「ボナネ!!(あけましておめでとう)」とメッセージを送りたいのに・・・。
家の中をあちこち移動しながら電波状況の良いところを探していて、その様子がかなりおかしかったです。

年越しの晩餐のメニューは、パンプキンのポタージュ。
次に恒例の牡蠣!!248個の牡蠣を、男性陣が手を真っ赤にしながら殻をむいていました。
パートナーは今回、ようやくコツをつかんだようで「今度から、殻ごと沢山牡蠣を買って来て、家でむいて食べようよ!!」と嬉しそう。
牡蠣の後は、シャポン。これは去勢鳥です。
シャポンをオーブンで焼いたものをみんなでいただきました。

すでにこの時点でワインやシャンパンのボトルは30本以上空いていました。
見ている方が気分が悪くなるくらいの量・・・。
そして、しめはチーズ。
これは拍手がおこるくらい見事な大きさのチーズが大皿に並んでいました。
チーズ担当だったヤンに、皆から声がかかったくらい。
ちょうどシャポンのあたりで、年が変わっていたようですが・・・、あまりの大騒ぎによく分からないまま、みんなで「ボナネ!!」と言って乾杯!!

パリに住む他の日本人の方から、「2009年は紅白が話題になっているようですよ。」と聞きました。
みなさんはご覧になりましたか?
う~~~、今年こそは、紅白を見ながらのんびりと年越しがしたいな。

実は年末年始は、子ども部屋に二段ベットを入れたり(作り方の説明書には2時間で出来ると書いてあったのに、4時間以上かかりました)、ついでにおもちゃや絵本を整理したり処分したり。
カーブ(地下倉庫)にワイン棚を作るため、そちらもいらないものを整理したりと、埃まみれでした。
でも、お掃除大好きな私は、楽しくってしょうがない。家事や仕事の合間に、まだまだ大掃除は続きます。

では、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。