ハコヨガ

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今日もほぐしから。

🔴のところテニスボールとショートポールを使ってほぐし。

菱形筋、前鋸筋、僧帽筋下部、小胸筋は肩甲骨を安定させ、肩甲骨の姿勢的位置を決定するうえでひときわ目立っている。この4本は「X字」をけいせいする。この「X字」の1脚線はSPLで最初に見た菱形筋と前鋸筋で形成される。

菱形筋と前鋸筋はSPL では一緒に機能するが、ALの肩甲骨の位置に関する限り、相反的に機能する。

前鋸筋は肩甲骨を下外方に突き出し、菱形筋は上内方に引き戻す、慢性的に短い（「短縮固定」)前鋸筋は肩甲骨を胸郭後部で幅広く牽引し、菱形筋に緊張を引きおこす(「延長固定」)。

このパターンでは胸椎後弯が伴うことが多い。菱形筋が短縮固定されると、胸椎のカーブは浅くなり(平背)、前鋸筋は延長固定され、肩甲骨の位置は肋骨角よりも棘突起に接近する。

「X字」のもう一方の脚線は、僧帽筋下部と小胸筋からなる、肩甲棘上で肩甲骨を内下方に牽引する僧帽筋下部と烏口突起に停止する小胸筋は肩甲骨を下方に牽引し、その結果、肩甲骨が上外方に牽引される。この拮抗的な関係は、短縮固定された小胸筋と延長固定された僧帽筋下部に現れることが多く、結果として肋骨上で肩甲骨の前傾が生じる。↓