教員という仕事をしているからこそ、



分かることがある。

 


家族との関わりの大切さ



子どもの環境の大切さ

 


安心して過ごす場所の大切さ



でも、この大切さを分かっていながら、



わが子にはこの大切さを



全く伝えられていない。


 


その現実が、毎日毎日ツラかった。




わが子と関わる時間は

 


平日だと朝と夜の約1時間ずつ



休日はクタクタな中



持ち帰りの仕事



溜まった家事



習い事の送迎で終わる。




わが子と遊ぶ気力も体力もない。

 



毎日30人以上の子どもたちと一緒にいると、


パワーをもっていかれるので、余力がない。

 


わが子と一緒に過ごせない


毎日毎日の積み重ねが、


少しずつわが子の様子に現れ始めた。




不安定な様子。

 



仕事柄、この様子が何を表しているかは



すぐに分かった。



見逃すの?



何となくでやり過ごすの?

  


後悔しない?

 


何回も何回も自分に問い、向き合った。




教員はこれからどんな形であれ



またできる。



でも、


今のわが子の母は、


今しかできない。



これが、私の出した結論だった。





2023年3月をもって



17年続けた教員を退職しました。


 


自分の納得する答えを



自分で見つけ、選択できたこと。

  


石橋を叩いて叩いて、



結局渡らない私が、




退職という決断をできたことに




誇りをもちたいと思います。



今は、


「いってらっしゃい!」


「おかえり!」


が言える生活がとても幸せです💕




とにかく今は、


わが子との時間を


目一杯楽しもうと思います❤️