シンガポールの会社の同僚が、今度、カンボジアに1週間、ボランティアに行くんだそうです。井戸のない村に井戸を掘りにいくんだって。で、300ドル寄付すれば、その人の名前が彫られた井戸を作ってくれるんだそうで、その寄付をしませんかっていうお誘いでした。
300ドルって日本円で2万5千円ぐらいかな、なんてったって声をかけてくれたのが私の後ろの席に座ってる人だし、これも何かのご縁だしと思って、寄付はすることにしたんですが、ついでに子どもの服も集めているというので、じゃあ、おもちゃはどうですか?って聞いてみたんです。もう息子が遊ばなくなったおもちゃ、家にいっぱいあるし、捨てるよりは誰かに使ってもらったほうが嬉しいし、と思って。
そしたら、返ってきた答えが、「おもちゃは受け付けてません。おもちゃは子どもたちに良すぎるので(No, we don't accept toys, because toys are too good for them)」でした。
ちょっと、その答えがショックでね。
カンボジア、月収が1000円とかいう職業もあるって聞くから、たしかにおもちゃなんか持ってないんだろうなぁ。そして、おもちゃがないからって、子供たちが不幸だと決め付けるのもなにか高慢な気がするけど。うーーーん。
まぁ、少なくとも、村に井戸がないと困るのは間違いないし、やっぱり私に出来ることとして、井戸代は寄付することにしよう、と思いました。
ということで、カンボジアのどこかの村に、私の名前のついた井戸ができるはずです。写真、ご参照くださいませ。もしご自身も関心のある方は、より詳細がFacebookのページに載ってました~。
